積読こそが完全な読書術である

文庫

積読こそが完全な読書術である

永田 希

筑摩書房 · 2026年4月 · ちくま文庫 なー62-1

登録している人
12
読了した人
6
レビュー
1

内容紹介

まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。 うしろめたさを乗り越え、情報の濁流に抗う読書論! 解説 三宅香帆 千葉雅也氏 推薦 「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。 人生観を逆転させる究極の読書術!」 読めないことにうしろめたさを覚える必要などない──情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。原理的に「完読不可能」である矛盾を内包する書物という存在を前に、人はいかに読書するのか。「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての積読入門! 解説 三宅香帆 はじめに 第一章 なぜ積読が必要なのか  情報の濁流に飲み込まれている  読書とは何だったろうか  情報の濁流のなかのビオトープ  蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物 第二章 積読こそが読書である  完読という叶わない夢  深く読み込むことと浅く読むこと  ショーペンハウアーの読書論  「自前」の考えを作る方法   第三章 読書術は積読術でもある  一冊の本はそれだけでひとつの積読である  読めなくていいし、読まなくてもいい 本を読まない技術 積読のさらなるさまざまな顔 第四章 ファスト思考に抗うための積読  デジタル時代のリテラシー  書物のディストピア  積読で自己肯定する おわりに 解説 さあ、混沌を生きましょう 三宅香帆

  • かんろ(梓)

    2026年6月17日

    難解だが味わい深い

    何度も挫折しそうになったけれど、頑張って最後まで読んだ。積読や読書について書かれている本なのに、世界史や金融、心理学の話まで出てくるのが意外だった。完璧な絶望が存在しないように、完璧な読書も存在しないのかもしれない(村上春樹さん風に)。本書を読んで、積読に後ろめたさを抱かず、これからも堂々と知の「ビオトープ」を醸成していこう、と思った。

みんなの引用・メモ

引用を残す

公開されている引用はまだありません。

関連書籍

図書館で借りる