源氏物語の教え

源氏物語の教え

大塚ひかり

筑摩書房 · 2018年3月7日 · 255ページ · ちくまプリマー新書 294

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内容紹介

シングルマザー紫式部が中宮彰子の家庭教師となり、宮中サロンを盛り立てるために書いた源氏物語。 そこには、女子が幸せをつかむにはどうしたらいいのか、自身の苦い思いと経験と、そして知恵が詰まっている。 『源氏物語』は面白い。そこに、「教え」やら「実用性」を見出すほど野暮な話はないだろう。が、今回、野暮を承知で、それを試みた。なぜなら、何が凄いって、大きな事件や動きがあるたび、あ、これって『源氏物語』に書いてあるのと同じ……というようなことがあるからだ。 (「あとがき」より抜粋) 第1章 姫君の家庭教師・紫式部の教育方針 1 『源氏物語』の時代ー女が生きるのは大変だった 2 紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか? 3 紫式部が「物語」を教材に選んだ理由 第2章 男に大事にされ、かつ生き延びるにはー紫式部が考える理想の女 1 「男に愛される女」が死ぬという設定ー紫式部の真意 2 源氏の育てた理想の女・紫の上ー男に愛され、嫉妬に殺されないためには 3 自分を大事にした明石の君ー身分以上の結婚と出世をするには 4 決断力の女・藤壺中宮ー人の上に立つには 5 『源氏物語』に描かれる反面教師ー時代後れな「理想の女」 第3章 職場で生き抜くにはー人に認められる女になるための処世術 1 何がなくても自己肯定 2 セクハラ満載の社会で女が生き延びるには 3 つまらぬことばも喋り方しだい 4 とにかく足を引っぱられないようにせよ 5 赤の他人の親切には感謝の気持ちを 第4章 死にたいあなたにーあなたを人間扱いしない者とはつき合うな 1 ダメ女たちの物語・宇治十帖 2 『源氏物語』の教訓 おわりに 「ダメ女」は実はダメじゃない かけがえのない人などいないという教え 誰かの「身代わり」にされた女が「不倫」をする 人から見てダメだっていい

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