誉れの剣 1

小説・エッセイ

誉れの剣 1

イーヴリン・ウォー/小山 太一

白水社 · 2020年8月 · エクス・リブリス・クラシックス

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内容紹介

第二次世界大戦を描いた英国小説の最高峰、三部作開幕  カトリックの旧家出身の紳士ガイ・クラウチバックは妻と離婚し、イタリアの別荘で鬱々とした日々を送っていたが、ファシズムの擡頭にヨーロッパ情勢が風雲急を告げると、今こそ大義に身を捧げる時だと感じ、イギリスへ帰国する。やがて第二次世界大戦が勃発、ガイは入隊して国家への義務を果たそうと各方面に働きかけるが、軍隊経験のない35歳の中年男を採用しようという隊はなかった。それでも、なんとか伝手をたどって伝統あるホルバディアーズ連隊に見習士官として入隊したガイは、アフリカ帰りのアプソープや一回り年下の若者たちと共に訓練を受けることに。旅団長には第一次大戦の勇士リッチー=フック准将が着任し、戦地へ向かう準備が進められるが……。  英雄的な理想にもえて軍に身を投じた主人公がやがて直面する戦争の現実、その恐ろしくも愚劣なメカニズムに巻き込まれた人々の滑稽でグロテスクな生態を、真面目な思索と辛辣な諷刺、時にスラプスティックな笑いのめまぐるしい交錯のうちに描いたイーヴリン・ウォーの名作《誉れの剣》三部作の第一巻。ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞受賞。本邦初訳。

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