世界史の針が巻き戻るとき

人文・思想・社会

世界史の針が巻き戻るとき

マルクス・ガブリエル/大野 和基

PHP研究所 · 2020年2月17日 · 230ページ · PHP新書

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内容紹介

「新しい哲学の旗手」「天才哲学者」と称され、世界中から注目を集めているマルクス・ガブリエル。 200年以上の歴史を誇るドイツ・ボン大学の哲学科・正教授に史上最年少で抜擢された、気鋭の哲学者だ。 彼が提唱する「新しい実在論」は、「ポスト真実」の言葉が広がり、ポピュリズムの嵐が吹き荒れる現代において、「真実だけが存在する」ことを示す、画期的な論考とされる。 本書は、今世界に起こりつつある「5つの危機」を取り上げる。 価値の危機、民主主義の危機、資本主義の危機、テクノロジーの危機、そして表象の危機……激変する世界に起きつつある5つの危機とは?  そして、時計の針が巻き戻り始めた世界、「古き良き19世紀に戻ってきている」世界を、「新しい実在論」はどう読み解き、どのような解決策を導き出すのか。 さらに、2章と補講では「新しい実在論」についての、ガブリエル本人による詳細な解説を収録。 特に補講では、ガブリエルが「私の研究の最も深部にある」と述べる論理哲学の核心を図解し、なぜ「世界は存在しない」のか、そしてなぜ「真実だけが存在する」のかに関する鮮やかな論理が展開される。 若き知性が日本の読者のために語り下ろした、スリリングな対話と提言を堪能できる1冊。 第1章 世界史の針が巻き戻るとき 第2章 なぜ今、新しい実在論なのか 第3章 価値の危機ーー非人間化、普遍の価値、ニヒリズム 第4章 民主主義の危機ーーコモンセンス、文化的多元性、多様性のパラドックス 第5章 資本主義の危機ーーコ・イミュニズム、自己グローバル化、モラル企業 第6章 テクノロジーの危機ーー「人工的な」知能、GAFAへの対抗策、優しい独裁国家日本 第7章 表象の危機ーーファクト、フェイクニュース、アメリカの病 補講  新しい実在論が我々にもたらすもの

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