新書
リメイクの日本文学史
今野真二
平凡社 · 2016年4月 · 平凡社新書
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内容紹介
はじめに 第一章 古典文学はリメイクされる──源氏物語と牡丹燈籠 リメイクされた(?)『万葉集』の和歌/本歌取り/『源氏物語』と『狭衣物語』 駒下駄の音高くカランコロン/「翻案」という語について/固有名詞に注目すると 漢文になった牡丹灯籠/コミック化した牡丹燈籠/唐十郎『青春牡丹燈籠』 カラコン/カランコロン 第二章 翻案というリライト──明治の翻案小説と幽霊塔の歴史 人肉質入裁判/Shylockとサイロク/幽霊塔へようこそ/『幽霊塔』の歴史 書き換えられた『灰色の女』 第三章 推敲と書き換えのはじまり──漱石と賢治の自筆原稿 『坊っちやん』の自筆原稿/高浜虚子による松山方言の修正/固有名詞の変更 漱石の誤記あれこれ/語形にかかわる修正/『それから』の自筆原稿 表記の書き換え/『それから』の語形にかかわる修正/格助詞「ノ」の脱落 ケレドモ・ソウシテ・ダカラ/宮沢賢治の自筆原稿/カムパネラルかカムパネルラか 消された描写 第四章 作家たちは書き換える──「鼻」と「山椒魚」 芥川龍之介「鼻」/芥川龍之介「ひよつとこ」/井伏鱒二「山椒魚」 いくつものアウトプット 第五章 詩はどのバージョンがよいと言える?──てふてふ・有明・あむばるわりあ 安西冬衛「春」 蒲原有明「朝なり」 一作品の四つのかたち 西脇順三郎『Ambarvalia』と『あむばるわりあ』 第六章 少年少女のために──乱歩の場合その他 ポプラ社『少年探偵?江戸川乱歩全集』/「二銭銅貨」の場合/情報の簡略化 語の書き換え/外来語/漢字字体とかなづかい/系譜の抹消 講談社『少年少女世界文学全集』(全五十巻)/『坊っちゃん』の少年少女向けの書き換え 第七章 歌詞の変容──春の小川はさらさら流る 「やる」と「あげる」/「春の小川」/「蛍の光」/「冬景色」/「お山の杉の子」 「汽車ぽっぽ」/「星月夜」から「里の秋」へ/「夢の外」─「真白き富士の根」 おわりに 漢文訓読/ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』/トリビュートから二次創作へ
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