内容紹介
横浜・中華街、四川料理の名店「翠玉楼」は来月で閉店を迎える。 いずれはオーナーの座を継ぐつもりでいたロンこと小柳龍一は当てが外れ、毎日することもなく、ぶらぶらと暇を持て余していた。 二十歳を超えたからって、まだ将来なんて決められない。そんな働く気も夢も、何もない彼の元に次々と厄介事が持ち込まれる。 それはロンが〈山下町の名探偵〉と呼ばれていたからだ。 「何も手にはもっていないけれど、それでも」──大きな共感を集める等身大のヒーローが誕生!
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