名残の柿

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名残の柿

中島 久枝

角川春樹事務所 · 時代小説文庫 なー19-12

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内容紹介

芸者衆の行き交う檜物町にある一膳めし屋丸九は、日本橋北詰時代からの馴染みに花街の新しい客と、今日も賑やかだ。 近頃は、おかみ・お高が切り盛りする店に、亭主で絵師の作太郎が趣向を凝らした宴席を仕立て、さらに彩りを添えている。 トロのねぎま鍋、ふぐの焼霜造り、柿酢のなます──旬の味が客の心をほぐす一方、惚れた弱みで夫を立てるお高のまなざしを古参お栄は見逃さない。 お運びのお近は、親しくなった芸者・初花の前に現れた父親に胸をざわつかせ……。 江戸の味と人情を描く大好評時代小説シリーズ。

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