内容紹介
【2025/3/22 朝日新聞(著者に会いたい)田中東子氏インタビュー掲載!!】 わたしたちの消費は「正しい」のだろうか 金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版! エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。 [目次] はじめに 1 「推し活」社会と私たち 第1章 「推し活」社会の現在地 「推し活」現象はどこからきたのか メディア化される「推し活」現象 拡大される「推し活」論議 第2章 推し活と労働 エンターテインメントと労働 推される人たちの労働 カツアゲされる情熱とやりがい やりがいある仕事? ケアワークとしての推し活 推す側の労働 第3章 オタク消費を考える 盛り上がる「推し活」経済 企業によるオタク消費の捉え方 過度な消費文化 リクレイム・ザ・推し活 2 アイドルたちがみせるもの 第4章 アイドルたちは何を開示しているのか? 第5章 多様化する男性アイドルーー若手俳優・ボーイズグループ・王子たち 二〇一〇年代の2・5次元ミュージカルの現場から 「アイドル」として語られる若手俳優 「アーティスト性」と「アイドル性」は対立しない? 実力派の「アイドル」という新機軸 「○○王子」は「アイドル」を製造するパワーワード 第6章 ジャニーズ問題と私たちーー性加害とファン文化の不幸な関係 鈍かったメディアの反応 性加害に加担したメディアの黙認 温存される事務所内の権力構造 ファン文化による不幸な愛着 3 オタク文化とフェミニズム 第7章 〈スペクタクル〉な社会を生きる女性たちの両義性 消費主体/消費客体の転覆とその波及 バラエティ豊かな「イケメン男性」の増殖 イケメン男性の消費・商品化が示す両義性 第8章 娯楽と恥辱とルッキズム ルッキズムとジェンダー ルッキズムの定義と歴史 娯楽と恥辱とルッキズム 第9章 自由と抑圧のはざまで「かわいさ」を身にまとうーー「男の娘」を考える バンコクでのフィールドワーク 日本での現状 「男の娘」の定義 再現度の上昇 なぜ、「かわいく」なりたいのか? 第10章 のがれること・つくること・つながること あとがき
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