文庫
昭和二十年. 第3巻 (小磯内閣の倒壊)
鳥居 民
草思社 · 2015年2月 · 草思社文庫
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内容紹介
昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。 本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、 昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。 著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、 丸谷才一、井上ひさし、立花隆氏をはじめ多くの識者から高く評価されてきた。 今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。 内閣は謎の中国人、繆斌をめぐり対立、倒閣へと向かう。 戦争終結構想、マルクス主義者の動向、硫黄島の戦い、岸信介の暗躍など、 転機の三月、四月を描く。 (3月20日〜4月4日) 第11章 重慶と延安(三月二十日〜二十五日) 疎開騒ぎ 東京・モスクワ・延安枢軸 マルクス主義者たち 鈴木東民と辻政信 北京の鍋山貞親 闇に消えた外交構想 上海を訪ねた宇垣一成 重慶の事情 上海陸軍部とタス通信特派員 小磯と緒方の失敗 小磯、内大臣の協力を得られず 「内大臣を替えろということか」 内大臣秘書官長、松平康昌 木戸家の疎開 第12章 硫黄島の戦い(三月二十五日〜二十六日) 地下陣地の栗林忠道 「敵ヲ水際ニオイテ撃滅」 「決して水際にでてはならぬぞ」 「不準備燥急ノ大逆襲ハ……慎ムヲ要ス」 アメリカ第五艦隊 栗林の戦法 黎明の総攻撃 第13章 内府対総理(三月二十六日〜四月四日) 木戸、怒る 最大の難事は私がやる 疎開騒ぎ、つづく 避難民の行列 木戸、反撃にでる 夜半の空襲 石原莞爾 繆斌に会う 東亜連盟 石原はどうしているか 四月四日未明 第14章 岸の大構想(四月四日) 満洲重工業から義済会まで 里見甫と阿片ビジネス シャンハイ・コネクション 東条内閣を倒しはしたが 生産軍と新政党 岸の夢、消える 引用出典及び註
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