昭和二十年. 第11巻

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昭和二十年. 第11巻

鳥居 民

草思社 · 2016年6月 · 草思社文庫

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内容紹介

昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。 本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、 昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。 著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、 丸谷才一、井上ひさし、立花隆氏をはじめ多くの識者から高く評価されてきた。 今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。 六月上旬、梅津美治郎、長谷川清、木戸幸一らの言上により 天皇は戦う方途は、もうこれ以上はないと悟る。 海軍航空と桜花の悲しい歴史をたどりつつ特攻開発の現状を描く。 (6月9日〜6月13日) 第32章 特攻機「桜花」は散った(六月九日) 「雲南を叩けば」と天皇は問うた 中攻隊のエース、入佐俊家隊長 短かった中攻の最盛期 昭和十八年十一月、二つの航空戦 「飛行機の体当たり以外にない」と岡村基春は言った 必死兵器「桜花」への夢と期待 「久しぶりの戦略攻勢の計画である」と及川古志郎は言った 「神雷作戦に自信はない」と野中五郎は洩らした 「第一戦法発動」と宇垣纏は命じた 「今日は湊川だよ」と野中五郎は言った 天皇、参謀総長の報告に衝撃を受ける 第33章 特攻戦備の現実(六月十日〜十二日) 六月十日の朝、南関東の空襲 国民義勇戦闘隊への「転移」 「天佑」と「天罰」 特攻戦備の現実──長谷川清の報告(1) 特攻戦備の現実──長谷川清の報告(2) 第34章 「老の身を托すあかざの杖と実に」(六月十三日) 仮皇居は松代か大和か ジョゼフ・グルーがやろうとしたこと 河辺虎四郎の電報 木下杢太郎の俳句 引用出典及び註

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