法と哲学 第2号

人文・思想・社会

法と哲学 第2号

井上達夫

信山社出版 · 2016年6月 · 248ページ

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内容紹介

法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指して、法の現場から哲学に挑戦し、法学の前線から法を問い直す。第2号は論説4編と書評2編を収録した待望の法哲学に関する最新研究誌。注目は、井上達夫による、異例の性格を持った「応答的書評」で、学界の内発的紛争を活性化させる新たな試みが圧巻。 はしがき ◇論  説◇  1 順番が大事ー世代間正義における現在世代の特別な地位についてー〔若松良樹・須賀晃一〕  1 はじめに  2 問題と脱出策  3 不自由確率  4 生存確率  5 おわりに 2 高価な嗜好・社会主義・共同体ーG.A.コーエンの運の平等主義の再検討ー〔森 悠一郎〕  はじめに  1 コーエンによる「アドバンテージへのアクセスの平等」と   非自発的な「高価な嗜好」への補償の擁護  2 ドゥオーキンによる批判  3 コーエンによる応答と非自発的な「高価な嗜好」への補償基準の再定式化  4 コーエン=ドゥオーキン論争の意味付け  5 再定式化された「高価な嗜好」への補償基準の批判的検討  6 結  語 3 法は一応の道徳的正当性を有するかーRonald Dworkinの「一応の道徳的正当化テーゼ」と   法概念規定の批判的検討〔平井光貴〕  序  論  1 規範性に関する整理  2 一応の道徳的正当化テーゼの可否  3 一応の道徳的正当化テーゼが退けられることの含意  4 結  語 4 自然主義的道徳的実在論擁護のための2つの戦略〔蝶名林 亮〕  1 はじめに  2 自然主義的道徳的実在論とは何か  3 自然主義のための説明的論証  4 道徳的性質の説明能力  5 ボイド的規範倫理理論による論証  6 理論論証を巡る問い  7 他の規範理論への示唆  8 終わりに ◇書  評◇  1 平等への妄執(obsession)を抉るロールズ論の好著2冊〔嶋津?格〕  [亀木洋『格差原理』(成文堂,2012年)/同『ロールズとデザート』  (成文堂,2015年)への連結的書評]  1 はじめに  2 市民の社会的協働と所得分配  3 分配的正義  4 基礎構造と社会的協働スキーム  5 市場について  6 デザート論 2 批判者たちへの「逞しきリベラリスト」の応答〔井上達夫〕  [瀧川裕英・大屋雄裕・谷口功一編『逞しきリベラリストとその批判者たちー井上達夫の法哲学』  (ナカニシヤ出版,2015年)への応答的書評]

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