内容紹介
茨木のり子さんが 高村光太郎の評伝をお書きになった動機は二つありました。 一つはもちろん、智恵子を愛し、智恵子が狂気になった晩年も、初めて恋した青年時代と変わらず愛しつづけたということです。 童話屋での本書再刊の際、タイトルを「智恵子と生きた」と提案されたのは 茨木さんご自身です。 もう一つは光太郎の潔い身の処し方です。 戦争賛美の詩を書き、旗ふりをしたわが身を恥じ、一言の弁解もせず七年もの間、山中で懺悔の日を送る。 古武士のような光太郎の生き方は、そのまま 茨木さんの潔さ にそのまま通じるものでした。 1 高村光雲の息子 2 パリでの人間開眼 3 父との対立 4 「智恵子抄」の背景 5 日本人の「典型」 「あとがき」にかえて
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