霓博士の廃頽
坂口安吾/長山靖生
小鳥遊書房 · 2022年2月25日
- 登録している人
- 0
- 読了した人
- 0
- レビュー
- 0
内容紹介
「WAWAWAAAH! 実に憎むべき悪魔ぢやアよ……」 日常という名の虚偽に人一倍敏感だった坂口安吾は常に自分の現実を物語に変容させた。 そう、安吾のファルスは現実を一度完全に解体してナンセンス化し、再構成する知性の働きが秀逸なばかりでなく、 不条理でありながら拒絶よりも許容する雅量が光っているのだ。 急き立てられるように書き続け、陶酔と分析、あくまで解剖する視線を失わない孤独の深淵を描いた作品群に、耽溺したい! 【収録作品】 風博士 帆影 霓博士の廃頽 群集の人 Prerre Philosophale 傲慢な眼 西東 金談に絡まる詩的要素の神秘性に就て 女辻占師の前にて 紫大納言 風人録 真珠 魔の退屈 私は海を抱きしめていたい 死と影 不良少年とキリスト 桜の森の満開の下 《解説》花を散らしてファルスの風吹く(長山靖生)
レビュー
まだレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか。
みんなの引用・メモ
公開されている引用はまだありません。