鬱の本

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鬱の本

点滅社編集部

点滅社 · 2023年12月5日 · 195ページ

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内容紹介

鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 84名の方による、「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。本が読めないときに。 (夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされてつくった作品です) 執筆者一覧 青木真兵 青木海青子 安達茉莉子 荒木健太 飯島誠 池田彩乃 石井あらた 市村柚芽 海猫沢めろん 大谷崇 大塚久生 大槻ケンヂ 大橋裕之 大原扁理 荻原魚雷 落合加依子 柿木将平 頭木弘樹 梶本時代 勝山実 上篠翔 切通理作 こだま 小見山転子 ゴム製のユウヤ 佐々木健太郎 笹田峻彰 佐藤友哉 左藤玲朗 篠田里香 柴野琳々子 島田潤一郎 下川リヲ 菅原海春 杉作J太郎 鈴木太一 高橋麻也 高橋涼馬 高村友也 瀧波ユカリ 滝本竜彦 タダジュン 谷川俊太郎 丹治史彦 第二灯台守 輝輔 展翅零 トナカイ 鳥羽和久 友川カズキ 友部正人 豊田道倫 鳥さんの瞼 中山亜弓 永井祐 七野ワビせん 西崎憲 野口理恵 初谷むい 東直子 姫乃たま 緋山重 平野拓也 Pippo pha ふぉにまる 古宮大志 増田みず子 枡野浩一 町田康 マツ 松下育男 miku maeda みささぎ 水落利亜 水野しず 無 森千咲 森野花菜 山崎裕史 山崎ナオコーラ 山下賢二 屋良朝哉 湯島はじめ まえがき この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。あなたの生活がうまくいきますように。 ※本書は、うつや、うつのような症状の方のためのマニュアル本や啓発本ではありません。そのため、例えば「うつ病の具体的な治療方法」などは書かれておりません。ご了承ください。

  • かんろ(梓)

    2026年7月14日

    鬱ではない人にも手に取ってほしい

    本書は現時点で、入手困難になっているようである。図書館で運良く借りて読むことができて良かった。 本書では、病気としての「鬱」に限定せず、憂鬱な気分や若い頃の陰鬱だった時期についても書かれている。また、十人(以上)十色の「鬱」が綴られており、現在「鬱」の渦中にいる人も、色んな体験談を読んで少しでも共感することができるかもしれない。 ……とは言えど、うつ状態で本を読む気力がない時は流石に難しいので、少し元気な日が続いている今朝、手に取って読んだ。 人にもよるかもしれないけれど、本書は執筆者一人あたり見開き2ページ縛りという、コンパクトかつ簡潔な構成になっている。 色んな「鬱」とそれに付随する苦悩。他者の真っ直ぐな言葉が心に届かない時でも、なんとか読める頁があるかもしれない。 本書はブックガイドではないが、執筆者が「鬱」特有の艱難辛苦と付き合うために読んだ本についても書かれており、読みたい本も増えた。佳い本でした。

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