ゆーひのほんだな

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『西瓜糖の日々』の感想を書きました

西瓜糖の日々
西瓜糖の日々Brautigan,Richard 藤本,和子
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▶︎あらすじ 『西瓜糖の日々』は、西瓜糖からさまざまなものが作られる不思議な共同体「アイデス」を舞台にした物語。人々は穏やかに暮らしているが、その裏には死や喪失、残酷な出来事が潜んでいる。 幻想的で美しい世界の中に、生と死の曖昧さや静かな不気味さが漂う作品。 ▶︎感想  不思議で神秘的な世界観が印象的な作品だった。 西瓜糖からさまざまなものが作られていたり、曜日によって太陽の色が変わったりと、独特な世界の設定がとても魅力的。 ただ美しいだけの楽園ではなく、どこか死や孤独の気配が漂っているところも良かった。 まるで死後の世界を覗いているような、静けさの中にも温かさを感じる小説だった。

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『オデュッセイア 上(ホメロス)』の感想を書きました

オデュッセイア 上(ホメロス)
オデュッセイア 上(ホメロス)ホメロス/松平 千秋
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クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』を見たら、やっぱり原作も読みたくなるよね〜!?ってことで読んだ! 映画とは所々違うので、映画の良さと原作だからこその良さがそれぞれある。 ゴリゴリの古典だけど、オデュッセウスの冒険譚の回想に入ってからはワクワク! そもそもこれが叙事詩なのも驚きだった。 ただ、ギリシャ神話の基礎知識が浅いので、めちゃくちゃ楽しめたかと言われるとちょっと微妙かも。当たり前だけど注釈もかなり多い。 もう少しギリシャ神話を知ってから読んだら、見え方が全然変わりそう。

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『うさぎ狩りの夜に』の感想を書きました

うさぎ狩りの夜に
うさぎ狩りの夜にモナ・アワド 下田明子
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期待しすぎてしまったかも、、 あんまりハマりませんでしたが、 めちゃくちゃ不思議な小説だった。 名門大学の創作科に通うサマンサが、「バニー」と呼び合う女子4人組の秘密の集まりに参加し、ウサギを使った奇妙な創作儀式に巻き込まれていく物語。 次第に現実と妄想の境界が曖昧になっていく。 あらすじ見た感じめちゃくちゃ面白そうだけど、 何を読まされているんだ?ってなりながら読了。 不思議な話読みたい方にはおすすめ。 ただ、海外小説特有の読みにくさがある。 ホラーぽいけど、女同士のドロドロだったり ダークファンタジーぽかったり。

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『アンダスン短編集』の感想を書きました

アンダスン短編集
アンダスン短編集Anderson Sherwood 橋本 福夫
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ヘミングウェイやフォークナーなど、後の多くの作家に大きな影響を与えたすごい作家さん。 アメリカの田舎町を舞台にし、人間の孤独、満たされない思い、日常の中の切なさを描いている。 森の中での死が個人的に好き 内容メモ📝 貧しい農場で、夫や息子、犬たちの世話をしながら、ひっそりと生きてきた老女。ある冬の日、町へ食料を買いに出た彼女は、帰り道の森の中で力尽きて死んでしまう。 その死を少年時代の語り手が目撃する。雪の中に横たわる老女の姿は、単なる「行き倒れ」ではなく、少年の記憶に奇妙な美しさと神秘を残す。 大人になった語り手は、断片的だった記憶をつなぎ合わせながら、彼女が生涯ずっと「誰かを養うために生きていた女」だったことに気づいていく。 この作品、老女の人生そのものはめちゃくちゃ地味で孤独なのに、雪の森での死だけが異様に美しく描かれるの素敵だった 全体を通して貧困、孤独、どうにもならない人生、そんなテーマを読んでてかんじた

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『アルゼンチンババア』の感想を書きました

アルゼンチンババア
アルゼンチンババア吉本,ばなな 奈良,美智 澤,文也
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素敵な本だった。 読了後、涙がほろり。 装丁がギラギラしていてテンションが上がるのと、インパクト大な『アルゼンチンババア』というタイトル。 一体どんな話なんだろう?と、まったく想像がつかないまま読み始めた。 母を亡くした少女・みつこ。 突然姿を消した父は、町で変人扱いされる「アルゼンチンババア」と暮らしていた。 喪失から少しずつ立ち直っていく父娘を描いた物語。 他人同士だった人たちが、少しずつ家族になっていく様子がとても心温まる。 そして、遺跡を作る理由がグッときて良かった。 挿絵や英文、写真がところどころに入っていて、印刷へのこだわりも感じる。 物語を読むだけでなく、眺めても楽しい。どこかアートブックのような一冊だった。

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『雨・赤毛』の感想を書きました

雨・赤毛
雨・赤毛サマセット・モーム

南海を舞台にした3つの短編集。 人間ってこういうところあるよな〜っていう、ちょっと嫌な部分を容赦なく見せてくる感じが面白かったです。特に「雨」は最後まで読んだときの「うわ〜……」って言う余韻。 モームってもっと堅いイメージがあったんですけど、意外と読みやすくて、短編だからサクサク読めました。

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『バーナム博物館』の感想を書きました

バーナム博物館

バーナム博物館Millhauser,Steven 柴田,元幸
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全10篇の短編集で、幻想・ゲーム・魔術・博物館などを題材にした作品が収録されている。 幻想文学ということもあって、現実と虚構の境界が曖昧で、まるで夢を見ているような不思議な一冊だった。 どの短編もかなり癖があるけど、私は楽しめた! 海外文学をそこそこ読んでいる人にはぜひ読んでほしいけど、普段あまり海外文学を読まない人には少し難しく感じるかも? とにかく一つひとつの描写が細かくて、世界がかなり精密に作り込まれている。 表題作の「バーナム博物館」には摩訶不思議な展示物が次々と登場して、実際に博物館の中を歩き回っているようでワクワクした。 他に好きだった短編は、 「アリスは落ちながら」 「青いカーテンの向こうで」 「セピア色の葉書」 「バーナム博物館」 「幻影師アイゼンハイム」。 どれも不思議な世界観で、ハマる人はかなりハマると思う。 読み終わってみると、各短編がひとつひとつ博物館に並べられた展示物みたいな一冊だった。

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