トルーマン・カポーティ

Reviews

トルーマン・カポーティの本のレビュー

この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。

  • ゆーひのほんだな

    2026年5月19日

    草の竪琴
    草の竪琴

    美しいよ〜!!!

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    長編2作目の草の竪琴、とても良かった〜〜〜〜。 アメリカ南部(アラバマ州)にある小さな田舎町が舞台のお話で、独特な登場人物たちと南部の風景が精密に描かれていて、且つ、文体が素晴らしい。 何を食べたらこんな素敵な文章が生まれるんだ?と思えるほど、洗練されていて、読後もずっと心に残る。前作の長編、遠い声、遠い部屋とはまた違った雰囲気がある。前作は不気味で陰鬱としていたけど、今回はかなり爽やかなお話だと思う。 主人公が、夢のような物語からある出来事がきっかけで現実に焦点を向けていく。 映画もあるらしく、主人公がエドワード・ファーロングらしいので見たい作品。

  • ゆーひのほんだな

    2026年5月12日

    遠い声、遠い部屋
    遠い声、遠い部屋
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    不思議な小説だった。 ジョエル(主人公)がとある屋敷を訪れ、そこで様々な人たちと関わっていくのだけれど、登場人物がみんな個性的で、物語が進むにつれて現実と幻想の境界線がどんどん曖昧になっていく感じがした。 原文自体もかなり独特なんだろうなと思ったし、それを村上春樹の翻訳がより静かで夢みたいな空気にしていて、不思議と癖になる文章だった。 読み進めるほど、物語の先が霧に包まれていくような感覚がある。 特にランドルフが印象的だった。 どこか正体が掴めなくて危ういのに、耽美的な雰囲気があってすごく好みだった〜