Reviews
伊坂幸太郎の本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
どぼらく2026年9月24日
クジラアタマの王様
どうしよう、読みやすくて、あっという間に読めたけど最後まであまり私には分からなかった。 短絡的に批判されても長期で大勢の人を救うは、勇気がいる事だよなぁ。やってあげた、みたいな気持ちがすこーしでも生まれるような気概では到底出来ない。
- クドリャフカ
2026年8月23日
PK
ムズい
ネタバレを含むレビューです (タップで表示)
井坂作品をいくつか読んでいて、ここまで最後のギリギリまで何なのかよくわからなかった話はないです。 色々考察しつつ読んだけどほぼほぼ無関係ではありました。 話の流れに「SOSの猿」味を感じたのでそのつもりで読んでいたけど、超ファンタジーだったのでびっくり。 「PK」「超人」「密使」の三部作になってます。当然その順番で読んでいくわけだけど、どうやら順番的には最初が「密使」で、残りの2つはそこからの分岐のよう。 しかもだからこそ同一人物が多いにも関わらず毎回表記が違う。同じなのは大臣くらいなもの。そんなの一周目じゃ意味不明なのも当たり前。 細かい話は置いておいて、この作品が伝えたかったことを無理矢理言うとするのであれば、「誰にも逆らえないような大いなる流れに唯一対抗することができるのは、勇気の伝染である。」といったところでしょうか? 結局どの分岐を見ても、青木豊計測技師長のウイルス蔓延の未来の阻止は上手くいってないように見えるんですよね。PKの阻止も本田毬夫による殺人も。まぁそれはそれでどっちも未来人が関係してるわけですが。(これが特にムズい) でも少なくとも2人の行動の変化は勇気ある行動に感化されたことですよね。なのでそういうメッセージだということにしました。 結果待つ未来が良いものじゃなくてもね。そんなのは我々メタ視点から見る神にしかわかりません。 最終的な感想というか所感ですが、確実に即人に勧められるような作品ではないことは確かです。難しすぎるし、「で、なんなの。」という感想がでることが明白だからです。ただ、普段から井坂作品に触れていてまだPKは読んでないよという人に対して勧めたら、いかにも井坂な言い回しは沢山ありますから読むことは楽しんでもらえると思います。 2014年刊行の作品ですが、今と全く同じ文脈で既に「冷笑社会」という言葉が用いられたり、災害の話だけど東日本大震災の直前に完成していたらしいことであったりと、さすが未来予知がすごいなと思います。メールでもきたのかな。
- グラスホッパー

最後の圧倒的伏線回収と読んでる間に全く飽きない所に伊坂幸太郎の凄さを感じる。頭の中で場面が実際に想像出来て、読みやすい。少し長いが、1回で読み切ってしまうくらい、面白いが連続されて描かれる。 殺し屋シリーズもっと読みたくなる。
- りりり
2026年7月19日
PK 新装版
長編じゃない話をほぼはじめて読んだ。 読みやすかった。 冷笑の話をみて2025年冷笑が流行っているが、熱血でいきたい。 最近の人類は読むべき本だなと思った。自分と少し向き合えた気がした。 密使で自分1人犠牲に全体を救えると言われたら私はどうするんだろう。多分今いびきをかいてる人間を頭に思い浮かべて死なないでいい方法を探ってしまうと思う。 人間誰しも自分が死ぬのが消えるのが怖い。 みんな少しづつ勇気を持っていた 順番を変えたりしてまた読んでみたい。 時間がいったりきたりする本はやっぱり面白いけどメモ必須!
- りりり
2026年7月9日
夜の国のクーパー【新装版】
目に見えているものが全てじゃない。 前半は戦争の怖さ支配の不快感で読むのが辛かったが後半になるにつれ暖かな雰囲気に 猫の彼らを狩るからといって彼らより自分たちが勝ってるのかという疑問が素晴らしいと思った 人はひとつのもので優劣を語れない
- マイクロスパイ・アンサンブル

初めて読む伊坂幸太郎の本がこれでよかったと思うぐらいめっちゃ好きな作風やった。
- 砂漠

人との出会いって大切
- アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎さんの作品は、難しい漢字や表現があまりなくてや読みやすくて好き。 この作品は現在と2年前の話が交互に進む構成で、どこで繋がるんだろうと思っていたら、進捗70%くらいで一気にどんでん返し。そこで物語が交わった! ☆☆☆一部ネタバレあり☆☆☆ ただ、2年前パートは主人公が男女3人に付き纏われたり、犬猫が可哀想なシーンもあって少し読むのがしんどい時もあった。 「神様に悪いことを見られないように閉じ込めようよ、見られなかったら悪いことをしてもバチが当たらない」的なニュアンスの文章があって、それを「(ボブディランの歌声である)神様を(コインロッカーに)閉じ込めようよ、見られなかったら(江尻を襲ったという)悪いことをしても(捕まるという)バチが当たらない」と言ってラジカセをコインロッカーに入れてアヒルと鴨は解散した。 結末ははっきり描かれていないけど、きっとバッドエンドなんだろうなと少し切なくなる。 それにしても、いろんな女性を惚れさせる河崎ってどんなイケメンなんだろう?笑 そして映画は観ていないけど、この構成と展開をどう映像化したのか、「よく映画にできたな!」と思った。