RayNa

@mazzlewanigirimeshi

◇好きなジャンル:ミステリー、推理 ◆お気に入りの小説:むかし僕が死んだ家、変な地図、死神の精度

  • +1

まだ名刺がありません

RayNaさんはまだ「名刺がわりの9冊」を設定していません。

Activity

最近の読書活動

感想

『アヒルと鴨のコインロッカー』の感想を書きました

アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんの作品は、難しい漢字や表現があまりなくてや読みやすくて好き。 この作品は現在と2年前の話が交互に進む構成で、どこで繋がるんだろうと思っていたら、進捗70%くらいで一気にどんでん返し。そこで物語が交わった! ☆☆☆一部ネタバレあり☆☆☆ ただ、2年前パートは主人公が男女3人に付き纏われたり、犬猫が可哀想なシーンもあって少し読むのがしんどい時もあった。 「神様に悪いことを見られないように閉じ込めようよ、見られなかったら悪いことをしてもバチが当たらない」的なニュアンスの文章があって、それを「(ボブディランの歌声である)神様を(コインロッカーに)閉じ込めようよ、見られなかったら(江尻を襲ったという)悪いことをしても(捕まるという)バチが当たらない」と言ってラジカセをコインロッカーに入れてアヒルと鴨は解散した。 結末ははっきり描かれていないけど、きっとバッドエンドなんだろうなと少し切なくなる。 それにしても、いろんな女性を惚れさせる河崎ってどんなイケメンなんだろう?笑 そして映画は観ていないけど、この構成と展開をどう映像化したのか、「よく映画にできたな!」と思った。

感想

『赤と青とエスキース』の感想を書きました

赤と青とエスキース
赤と青とエスキース青山 美智子

すべては、赤いブラウスに青い鳥のブローチをつけた女の子の「エスキース」から始まる物語。 読み終わったあと、綺麗な話だったな〜と思った✨ エピローグではなぜか涙が出た。 最後にすべてが繋がって、もう一度読みたいと思う。 この物語のテーマは、きっと「縁(えん)」。 「絵と額縁が完全にマッチした状態を、完璧な結婚という」 「額縁は目立たず、絵を引き立て、守り、支え続ける存在」 そんなふうに額縁を捉えたことがなかったから、すごく心に残った。 絵と額縁もまた、“ご縁”で結ばれているんだなと。 またこのエスキースがきっかけで人脈が広がっていったというご縁もあったという話。 (余談だけど、昔友人とラインで“フチ”の話をしてたのに、相手は“エン”の話だと思ってて会話が噛み合わなかったことを思い出した。あのとき初めて同じ漢字だと知ったな…笑)

感想

『流れ星が消えないうちに』の感想を書きました

流れ星が消えないうちに
流れ星が消えないうちに橋本紡

難しい漢字や言葉があまり使われておらずとても読みやすかった。 最愛の恋人を不慮の事故で亡くした奈緒子があまりにも元カレのことで引きずりすぎて重かったが、だんだん今カレの巧君(元カレの友達)と3人で手を繋いで前に進んでいくよって、前向きになれたのはよかった。 私の性格的に引きずる方ではないのでこのお話は響かなかったなぁ…話の中身も印象に残らない感じ…

感想

『名探偵にさよならを』の感想を書きました

名探偵にさよならを
名探偵にさよならを小西マサテル

古典ミステリーの知識は全く分からなかったけど 涙あり、笑いありで楽しかった! ※以下ネタバレあり もはやミステリーというより恋の行方ばかり追ってしまった。 仕事中も散歩中もこの物語のこと考えてたくらい余韻が強い。 岩田と四季の言い合いは毎回笑ってしまった。 前作、「楓先生。メリー・クリスマス」電話の向こうで仔猫が甘える声がしたっていう伏線、今作で飼い主の四季なのか四季が不在の時に預ける岩田なのかどっちもあり得るなって思ってたから、ドキドキした。 楓の“好きな人”の予想は当たってたけど、はっきり付き合う描写がないまま、お互いに「愛しています」と伝え合う関係性が逆によかった。予想を裏切ってほしい気持ちもあったり。笑 終盤はタイトル通り、「名探偵にさよならを」する時が来てしまうのかとハラハラ…。 前々作のタイトルの意味がわからなかったけど、最後の最後に繋がるのが気持ちがいい。 また3作読み返したい。 この作品を通していろんな知識にも触れられて、 やっぱり読書って楽しいなって改めて思えた。

感想

『名探偵じゃなくても』の感想を書きました

名探偵じゃなくても
名探偵じゃなくても小西マサテル

今回も祖父が淡々と解決していくスタイルで、ドキドキハラハラはないかな。 ※以下ネタバレあり クリスマスに楓へ「楓先生。メリー・クリスマス」と連絡したのは(楓が“愛する人”と表現していたのは)、「“メリー・クリスマス”は愛している人にしか言っちゃいけない」って言ってた四季だと予想。 命がけで楓を守ったし…。 一瞬「四季死んだ?」って思わせる描写あって焦った。 楓が不可侵条約のことを知ってて、どちらにも踏み込まず3人の関係を続けてるのは正直ちょっとモヤモヤ。 四季が九鬼の釈放後に冷たくなった理由が分からなかった。 最初は九鬼の言葉(「私と楓の邪魔をするおとこはひとりずつ消していきますからね」)を受けての保身かと思ったけど、時系列が合わないし、四季の性格的にそれだけじゃなさそうで…。 ここは再読でしっかり見たい。 古典ミステリーのオマージュや言及が多いから、元ネタ知らないと少し置いていかれる感じもある。 次作でこの関係性にちゃんと答えが出るのを期待。

感想

『コンビニ人間』の感想を書きました

コンビニ人間
コンビニ人間村田 沙耶香

就職、結婚、出産、健康 世間の大多数(≒マニュアル)に当てはまる人が「普通」とされて、そこから外れると「普通じゃない」と判断される。 主人公はコンビニ店員でコンビニのマニュアル通りに振る舞うことで、“普通の人間”として認識されるが、アルバイトで独身なのでその点は「普通じゃない」と見られてしまう。 主人公は就職や結婚はするつもりはなく、コンビニという枠の中で“普通”でいることが、いちばん生きやすいと感じたという話で解釈した。 物語は1998年の設定だけど、今でも根っこの部分はあまり変わってない気がする。 私自身も結婚願望はないし、普通ではないと思われる側かもしれない。 でも、「普通と思われる方が生きやすい」っていう気持ちも正直わかる。 主人公は「普通ではない」この生活が幸せであるという気持ちはないんだろうけど、私は世間から普通でないと思われようとも自分が幸せである人生を送っていきたい。 “普通”ってなんだろうって、少し立ち止まって考えさせられる一冊でした。

感想

『名探偵のままでいて』の感想を書きました

名探偵のままでいて
名探偵のままでいて小西 マサテル
ネタバレを含む感想です (タップで表示)

第一章〜第四章は、小学校教師の楓や周囲の出来事を祖父が淡々と解決していく構成。 正直ここまでは、楓自身が謎を解くわけではないので少し物足りなさもあった。 でも一気に面白くなるのが第五章・第六章。 【まぼろしの女】 同僚の岩田が事件に巻き込まれ誤認逮捕。 目撃者の女性の正体が分からず、祖父の推理で居場所を特定→無事無実が証明される。 その後、岩田の後輩・四季が楓に「たんぽぽ娘」をプレゼント。 さらに名台詞を使って告白する。 「楓先生。一昨日と昨日と今日だけじゃありません。僕は初めて逢ったときから、ずっとあなたのことが好きです」 本をプレゼントすることで遠回しに気持ちを伝えたこと、変人で初対面から対応が冷淡だったのにストレートに告白するギャップにやられた🫰 【ストーカーの謎】 楓は迷惑電話がかかったり何者かにストーキングされていた。 祖父に相談した次の日、楓は何者かに襲われ拘束され、気付いた時には祖父の家の居間にいた。 祖父と言語聴覚士とのやりとりが聞こえており、祖父が言語聴覚士に孫娘がストーカー被害に遭っていると話した。 そこから祖父はだんだんとストーカーの正体が目の前にいる言語聴覚士であると言い当てる。 しかもその正体は、母・香苗を殺した元恋人。 楓を母の代わりのように執着していたというのが怖すぎる。 豹変したストーカーが祖父に危害を加えようとした時、四季が楓を助けにきて、祖父が腕絡みして、岩田がストーカーを殴りにきた。 実は2人は楓を守るために警護していたと後から判明した。 そしてラスト。 楓が祖父に相談するシーン。 「わたしね 初めて、好きなひとができちゃったかもしれないんだ」 「ふたりとも好青年だからね。(略)ぼくが楓だったとしても大いに悩むところだよ。(略)」 「楓。煙草を一本くれないか」 相手は明言されないまま終了。 これが“リドル・ストーリー(結末を読者に委ねる物語)”。 でも読者はみんな同じ答えを出すのではないかな。 第五章と第六章は涙流しながら読んだ😭 ミステリーなのにキュンとするとは思わなかった…! 読んでて楽しかった✨

感想

『世界でいちばん透きとおった物語』の感想を書きました

世界でいちばん透きとおった物語
世界でいちばん透きとおった物語杉井 光
ネタバレを含む感想です (タップで表示)

主人公の燈真は、後遺症で紙の本を読むのが難しい。 紙の裏の文字が人よりもはっきり見えてしまい、読みづらいという特性を持っている。 そのことを知った宮内彰吾は、会ったことのない息子のために小説を書く。 母親が燈真の治療費を宮内から受け取っていたことで、燈真に隠れてやりとりが続いており、その中で燈真が以前、宮内の小説『魔法使いタタ』について「裏に犯人の名前が透けて見えてしまい、つまらなかった」と話していたことも伝わっていた。 宮内は、息子が読みやすい小説を試行錯誤して書き上げた。 その工夫が「すべての見開きの文章レイアウトをまったく同じ左右対称形にする」ということだった。 この本もまさかと思ってパラパラとめくってみたら、左右対称になっていることに気づいた瞬間、鳥肌が立った。 この一冊を作るのに、どれだけの労力がかかったのか想像すると圧倒される。 作中に登場する『世界でいちばん透きとおった物語』は、宮内の元妻によって原稿を燃やされてしまい、内容は分からないままなのがとても残念。 また、燈真の家にあった宮内のメモや携帯を、元妻が勝手に持ち去った理由も気になる。次に読むときは、その点にも注目して読み返したい。

Reviews

レビュー

8件

Zine

書評 Zine

公開している書評はありません

複数の本をまとめた書評 Zine を公開すると、ここに並びます。

Collections

コレクション

公開しているコレクションはありません

テーマごとに本をまとめたコレクションを公開すると、ここに並びます。

Tsundoku

読書記録アプリ「ツンドク」

読書を記録して、感想を共有して、新しい一冊に出会おう

ツンドクで見る

アプリをお持ちでない方はこちら

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう