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河合幹雄の本のレビュー
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- 現代刑務所の作法

私は罪を犯す気は毛頭ないけれど、ディストピア化の深刻な現代日本において、左派の私は他人事ではないな、と思った。太宰みたいに。現時点では心配しすぎかもしれないけれど、安全圏から眺めることをせず、制度や社会が変われば誰でも「犯罪者」になり得る。 また、『高瀬舟』の喜助みたいなこと(ネタバレ回避のために説明は割愛)が今後絶対に起こらないとも言いきれないので。そんな折に図書館で見かけて借用。初版が2021年と、そこまで古い本ではないが、書いてあることが全てと考えず、「こんな世界もあるんだな〜」くらいに捉えるのをおすすめする。「同性愛者は独居房」という項目には「本当に?」と本を落としそうになってしまった。