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太田 愛の本のレビュー
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- NON HAL
2026年6月7日
未明の砦
政治的思想が強く出た作品
犯罪者、幻夏、天上の葦とは違い、お馴染みの三人は出てこなかったので、今作限りの登場人物なんだろう。ストーリーとしては、なぜ派遣工の4人は警察に追われているのか、を過去から辿っていく構成。 著者は毎作何かしらの社会問題をテーマに取り入れてるが、今作は労働法になるのかな。共謀罪もフォーカスされているが。 企業と労働者、そして日本がどんな経緯で労働に関する法律が作られてのか、考えさせられる内容。 ただ残念なのが、どうも著者の政治的思想が強すぎるのが気になってしまう。 そこが著者が強く伝えたいメッセージなんだろうけど、あまりに偏っている見方なので、読んでて受け入れられない思想だった。 毎回面白い作品を世に出しているが、天上の葦から、少し政治色が強すぎるかな。