霜月蒼

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霜月蒼の本のレビュー

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  • Bびー

    2026年7月15日

    ガールズ・ノワールズ
    ガールズ・ノワールズ

    己の小ささを思い知らされた(色んな意味で

    女性が書いた、女性キャラクターがカッコいい小説って少ないよなぁと思っていたのだが、単に私が知らないだけだった。また作品を知っていたとしても、それが女性のカッコ良さであると気づいていないものもあった。作品に出てくる女のカッコ良さって具体的にどんなことなのか、著者に教えてもらっている気分だった。 私はこの本を読んでいるとき、著者のことをずっと女性だと思っていた。(簡単にググったときになぜか女性の写真が出てきて勘違いした) はじめにでも触れられてたのに特に気にせず、最後まで読んであとがきで著者が男性と知って、思わず本を取り落としそうになった。 私は勝手に『女性が受けていた/受けている抑圧や苦痛やあらゆる暴力による被害は、男性には永劫理解できるはずがない』と思い込んでいた。だから著者が女性であると疑わなかった。でも違った。 女性のカッコ良さも女性の受ける苦痛も抑圧も、男性である筆者に教えてもらっていたと気付いて、目を開かされた気持ちになった。