小説・エッセイ
居酒屋兆治
山口 瞳
小学館 · 2015年5月 · P+D BOOKS
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内容紹介
高倉健主演作原作、居酒屋に集う人間愛憎劇 国立で広さ5坪の縄のれんのモツ焼き屋「兆治」を営む藤野英治。輝くような青春を送り、挫折と再生を経て現在に至っている。かつての恋人で、今は資産家と一緒になった、さよの転落を耳にするが、現在の妻との生活の中で何もできない自分と、振り払えない思いに挟まれていく。 周囲の人間はそんな彼に同情し苛立ち、さざ波のような波紋が周囲に広がる。「煮えきらねえ野郎だな。てめえんとこの煮込みと同じだ」と学校の先輩・河原に挑発されても、頭を下げるだけの英治。 そんな夫を見ながら妻・茂子は、人が人を思うことは誰にも止められないと呟いていた……。 同作品を原作に、高倉健主演の映画「居酒屋兆治」は、舞台を国立から函館に移して、1983年秋に公開された。
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