鬼平犯科帳 決定版(九)

鬼平犯科帳 決定版(九)

池波正太郎

文藝春秋 · 2017年4月7日 · 文春文庫

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内容紹介

池波正太郎生誕100年企画として、歌舞伎界の大看板・松本幸四郎を「鬼平」こと長谷川平蔵役に迎え、 映像化、ドラマ化。 「鬼、新時代。」が始まります! 「何だ?」 「いえ……別に」 「何かいいかけてやめるということは、おもしろくもない」 「まあ、お気のむずかしいことを……」 「おれが、当ててみようか。いま、お前がいいかけたことを」 「およしあそばせ」 「年寄りくさいことを……と、そういいたかったのであろう、どうだ?」 「おそれいりましてございます」 「うふ、ふふ……」 冒頭の他愛もない平蔵と久栄の会話だが、この夫婦は実に自然に愛情表現をする。 そんな平蔵に少女の頃から密かな思いを寄せていた女密偵おまさ。 おまさへの、平蔵の粋なはからいとは。 密偵たちの関係が大きく動くシリーズ第9巻。 「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。 巻末に、エッセイ「私の病歴 池波正太郎」を特別収録。

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