螢草

螢草

葉室麟

文藝春秋 · 2026年1月5日 · 文春文庫

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内容紹介

16歳の菜々が奉公に上がった風早家には、身分の分け隔てなく接してくれる主の市之進、優しい奥様の佐知と二人の可愛い子供たちが居た。 そそっかしいが、とことん真っすぐな性格の菜々は、失敗しながらも風早家に精一杯尽くしていく。 実は、菜々は武家の出。藩内の不正を明らかにしようとした父が切腹に追い込まれた後、出自を隠し母方の実家に身を寄せていた。 やがて佐知は結核で亡くなり、藩内の不正を正そうとする市之進も卑劣な謀略に嵌められる。 黒幕は無念の死を遂げた父の仇だった。 風早家の幼き二人の子を守るため菜々は孤軍奮闘し、一世一代の大勝負にでる──。 NHKのBS時代劇でドラマ化(清原果耶さん主演)されている痛快な時代エンターテインメント! ※ 菜々は、風早家の皆に幸せでいてほしいという思いだけで動く。 そのためなら武家の出の自分が野菜売りをすることも、 質屋にいくことも、なんなら刀を人に向けることも、 まったく厭わないのである。 ──解説より 大矢博子(書評家)

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