内容紹介
この社会の「閉塞感」を考える 鹿島茂 が6人 の論客を迎えて “今読むべき”現代思想・哲学を簡略に捉えた異色の入門書 東 浩紀……デリダあるいは「考える」ために何が重要か ブレイディみかこ……ジェームズ・C・スコットあるいは「利他と利己」 千葉雅也……ドゥルーズあるいは「時間的存在としての私」 石井洋二郎……ブルデューあるいは『ディスタンクシオン』と格差時代 宇野重規……トクヴィルあるいは「民主主義」 ドミニク・チェン……ベイトソンあるいは「情報」「つながる」 ★書評サイト「ALL REVIEWS」限定公開対談を書籍化★ 【本書より】 ▼何か事件を起こすためにはどうしても時間が必要なんです。 それは「モノ」としての本が必要なのと同じことーー東 浩紀 (第1章) ▼アナキズム の核心には 「自主自立」 と並んで 「相互扶助」という感性があると思います。 それが日本では忘れられていた気がするんですーーブレイディみかこ (第2章) ▼常に自分をプロセスの途中にいる 時間的存在 としてとらえる。 すると一つの主義主張だけで閉じるのではなく、 いろんな他者に開かれた状態で考えていけるーー 千葉雅也 (第3章) ▼「選ぶ」というよりは 「選ばされて」いるのに、それが自分の意思だと思い込んでしまう 。 これがブルデューの「必要趣味」の本質ーー 石井洋二郎 (第4章) ▼個人主義になればなるほど多数者の意見に流されやすくなる という逆説を主張したのは、 トクヴィルの慧眼 だったと思いますーー 宇野重規 (第5章) ▼ベイトソンは終始一貫して、情報もしくはコミュニケーションは 「差異を生む差異」であると考えていましたーー ドミニク・チェン (第6章) ■第1章 東 浩紀×鹿島 茂 「考える」ためには何が重要かーーデリダ、ルソー、ベンヤミンから ■第2章 ブレイディみかこ×鹿島 茂 多様性の時代の利他と利己ーー「他人の靴を履く」ために ■第3章 千葉雅也×鹿島 茂 私はプロセスの途中にいる時間的存在ーードゥルーズ「切断の哲学」 ■第4章 石井洋二郎×鹿島 茂 自分が自分であることの意味ーー 格差時代に読むブルデュー『ディスタンクシオン』 ■第5章 宇野重規×鹿島 茂 民主主義とは何かーートクヴィルの政治思想から ■第6章 ドミニク・チェン×鹿島 茂 わかりあえなさをつなぐということーーベイトソンと接続、情報、コモンズについて
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