内容紹介
「自分の時間は、ほんとうは、他の人びとによってつくられているのだと思う」 「後になっておおきな意味をもつことになることのおおくは、しばしば始めは、何でもない些細なことにすぎない」 「得たものはつねに、失ったものに比例している」──。 言葉と共に暮らし続けた詩人の記憶から静かに届けられる、自らの人生を生きていくための小さなヒントたち。傑作エッセイ集。 解説 辻山良雄 1 敬三君のこと 立子山のこと 早稲田独文のこと ゴーゴリの伝記のこと 早稲田通りのこと 上甲さんのこと 雑誌『現代詩』のこと 小田さんのこと 中村さんのこと 六月劇場のこと ガリ版と夢のこと スバル360のこと 鉄条網の刺のこと パトリシアのこと 負けるが勝ちのこと 手わたされた言葉のこと クリストファーさんのこと テポストランのこと 渡辺さんのこと 甲賀流のこと 一緒にした仕事のこと そのとき話したこと 鶴見さんのこと 井の頭線沿線のこと カンチェーリのこと 三匹の猫のこと 2 無音の音楽、見えない舞台 露伴のルビのこと 三冊の聖書のこと 戯れの二篇の詩のこと 岩波文庫のこと 野球と第一書房のこと 夏に読んだ本のこと 秋に読んだ本のこと 冬に読んだ本のこと 正月に読んだ本のこと 本のかたちのこと 本の色と本の服のこと 引用の力ということ ホイットマンの手引きのこと へそまがりの老人のこと 十冊のジョバンニのこと 不治の病のこと all the wrongs of Man 詩人トゥルミ・シュムスキー 樽の中の哲学者のことなど 解説 辻山良雄
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