移動そのもの

移動そのもの

井戸川 射子

筑摩書房 · 2025年3月 · 151ページ · 単行本

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内容紹介

この小説は迷うための地図。一文ずつ小さく折り畳まれたそれをひらけば、言葉を読むんじゃなくて、言葉に読まれているよう。 ーー尾崎世界観(ミュージシャン・小説家) === 語りは未知なる情景を相手に伝えるためのものだが、一方で言葉はそれ自身次の言葉を求めて自在に繁茂していく。そのふたつが合わさったとき、小説は一文一文、一語一語、圧倒的な速度で跳躍しながら、読む者を〈現在〉の強度へと誘いつづける。 2019年『する、されるユートピア』で中原中也賞、2023年『この世の喜びよ』で芥川賞に輝く、詩人・作家が放つ、言葉を読む原初的な快楽に溢れる最新短編集! === 言葉が奔り、物語が跳ねる! 一文ごと一語ごとに世界が相貌を変えていくーーめくるめく体験に満ちた9つの小宇宙! 移動そのもの 花瓶 市場 本汚し皿割り 軽薄 老いる彼女は家で 人々の大いなる口 通い路 旅は育ての親

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