とらすの子 = Child of Tras

小説・エッセイ

とらすの子 = Child of Tras

芦花公園

東京創元社 · 2022年7月 · 306ページ

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内容紹介

嫌なやつは、みんな「マレ様」が殺してくれる。 安息を求める人々が集う「とらすの会」。 皆の輪の中心で微笑む美しい「マレ様」に 殺したい人間の名を告げると、 必ず凄惨な死を遂げる。 ホラー界の新星が描く、美しい異常。 「とらすの会」の人は皆優しくて、居心地が良かったんです。中でもマレ様なんて嘘みたいに綺麗で、悩みを聞いてぎゅって抱きしめてくれました。でも“会議”では、誰かが「許せない人」への恨みをマレ様に訴えて、周りの人たちも口々に煽って……翌日、その「許せない人」は死体で見つかるんです。それが怖くて行かなくなったら、裏切者って責められて……。時間がないです、私、殺されます── 錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。スクープを狙った美羽は「とらすの会」を訪ねるが、マレ様に出会ったことで、想像を絶する奈落へと突き落とされる── 『ほねがらみ』『異端の祝祭』がSNSで話題を攫ったホラー界の新星が描く、美しい異常。

  • かんろ(梓)

    2026年6月26日

    過去読了。非常に面白く、一気読みです。人間の複雑な感情を言語化する技術が秀逸。この方の著書を全部読みたい。ホラーとしてもミステリーとしてもたのしめる「正しさ」について考えさせられた一冊でした。

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