起業の天才!

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起業の天才!

大西康之

東洋経済新報社 · 2021年1月29日 · 474ページ

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内容紹介

【ジェフ・ベゾスは、このヤバい日本人の「部下」だった】 かつて日本には、「起業の天才」がいた。 リクルート創業者、江副浩正。 インターネット時代を予見、日本型経営を叩き潰し、 自分では気が付いていない才能を目覚めさせた社員のモチベーションを武器に 彼がつくろうとしたのは、「グーグルのような会社」だった。 だが彼の名は「起業の天才」ではなく、 戦後最大の企業犯罪「リクルート事件の主犯」として人々に記憶される。 「ベンチャー不毛の地」となった日本に必要な「起業家の資質」とは何か。 リクルート事件の大打撃を乗り越え1兆8000億円の負債を自力で完済、 株式時価総額で国内10位にまで成長した「奇跡の会社」はどのようにつくられたのか。 苦境に立ち逆風に向かうすべての日本人に贈る、 歴史から葬られた「起業の天才」の真の姿。 【日本にも、こんな経営者がいた!】 ・グーグルの「検索」を先取り ・独自の「クラウド・コンピューティング」 ・読売新聞と「全面戦争」 ・電通から広告を奪う ・日・米・欧を結ぶコンピューター・ネットワーク ・世界の「コンピューターの天才」をかき集める 【「はじめに」より抜粋】 江副さんが生きていたら、保身に汲々とする日本の経営者にこう尋ねることでしょう。 「経営者とはどういうものか、経営者ならなにをすべきか。わたしはつねに学び、考え、 そのとおりにやってきました。あなたがた、自分が経営者であると考えたことがおありですか」 ーー瀧本哲史(京都大学客員准教授、エンジェル投資家、2019年没) はじめに 江副浩正は「服を着たゾウ」--瀧本哲史氏インタビュー 序章 ふたりの天才 【第1部 1960】 第1章 ユニコーンの誕生  第2章 紙のグーグル  第3章 進撃のダイバーシティー  第4章 「日本型経営」を叩き潰せ  第5章 APPI  第6章 打倒Y  【第2部 1984】 第7章 江副か稲盛か  第8章 森田の未来、真藤の未来、江副の未来  第9章 情報の海へーーALL HANDS ON DECK !(総員配置につけ!)  【第3部 1989 昭和の終焉・平成の夜明け】 第10章 変容  第11章 情報が人間を熱くする  第12章 世紀のスクープ  第13章 反転  第14章 「おまえら。もっといかがわしくなれ!」 エピローグ

  • wasawasa

    2026年6月5日

    まとめ

    🔥 大いなる失敗は大いなる成功への始まり 人類は歴史上何度もこれを経験している。失敗を恐れるのではなく、失敗そのものが次の大きな成功への出発点であるという視点を持つ。 ________________________________ 🦄 ユニコーンを生む人間の条件 起業家を志す人間にはお山の大将が多いが、何でも自分が一番では会社は大きくならない。ユニコーンを立ち上げるには、優れたビジョンと、そのビジョンの実現のために優秀な人間を巻き込んでいく力の両方が必要。 ________________________________ 👑 自分より優れた者に働いてもらう カーネギーの墓標銘——「自分よりも優れた者に働いてもらう方法を知る男ここに眠る」。優秀な人材獲得には金に糸目をつけない。 自分の無学を補うために優秀な人材を集めることが偉大な組織を作る。 ________________________________ 🚀 0を1にする力がテクノロジー 次のビル・ゲイツも次のザッカーバーグも生まれない。あるものをコピーして1をnにするより、新しい何かを生み出して0を1にすることこそが人類の奇跡。 ティールの言うテクノロジーとはITに限らず、物事への新しい取り組み方・より良い方法のこと。 ________________________________ ⚔️ 2位はすなわち死 同業者間競争に敗れて2位になることは死を意味する。競合の出現という脅威は隠された機会の発見につながる。 ダイヤモンド社という脅威が現れた時、江副は逆にそれを新規市場開拓の機会と捉えた。 ________________________________ 💪 仲良しクラブから戦う集団へ 誠実と真面目さだけで押し通してきた組織が、競争という現実に立たされた時に変わる必要がある。自ら月次目標を立ててその目標に邁進する戦う集団に変わることが組織の進化。 ________________________________ 🎯 得意なことを組織に提供する 松下幸之助の教え——誰にどの仕事をどこで任せるかが大事。お互いの得意・不得意を積極的に認め、各人が得意なことを組織に提供して大きな成果を上げる。 ________________________________ 📈 商業的合理性の追求 利益を上げて税を納めることが国家への貢献。仕事の生産性を上げ、スピードを高め、高収益会社にして税金を納めることを誇りとする。 社訓「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」はこの精神の体現。 ________________________________ 🏠 儲かると分かっているのにやらない手はない 失敗するかもしれない、売れなかったらどうしようというネガティブな発想は頭の片隅にもない。儲かると分かっているのにやらない手はない——これが江副の根本的な思考。 ________________________________ ⚡ 天才は失敗を考えない 長嶋がバッターボックスに入る時に三振を考えないように、江副も失敗を考えない。その瞬間の快感のために生きている。 ジョブズもマスクも同じ類の人間——普通の人間から見れば狂気でも、本人にとっては必然。 ________________________________ 🔑 全体テーマ 「偉大な起業家は失敗を恐れず、0を1にするビジョンを持ち、自分より優れた人材を巻き込み、競合を機会に変え、その瞬間の快感のために全力で突き進む——それが天才起業家の本質である」

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