B面昭和史 1926-1945

B面昭和史 1926-1945

半藤一利

平凡社 · 2019年2月12日 · 655ページ

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内容紹介

国民からの視点で「あの時代とは何だったのか」、自身の体験も盛り込んで昭和戦前史を詳細に綴った大作、待望のライブラリー化。巻末に澤地久枝氏との対談「“B面”で語る昭和史」を付す。

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みんなの引用・メモ

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  • 引用p.158第3話
    人間には生まれながらにして楽観的な気分が備えられているのではないか、と思えてくる。何か前途に暗い不吉なものを感じ警告されていても、金儲けができると「当分は大丈夫」と思いこむ。楽しくていいニュースは積極的にとりこむが、悪いニュースにはあまり関心を払わない、注意を向けない、というよりも消極的にうけとめやがてこれを拒否する。どうやら人間の脳の働きは未来を明るく想像したときにもっとも活潑化するようなのである。 そして同じように考える仲間に出会うと、たがいに同調し合い、それが一つになって集団化する。するとその外側にいたものまでが、集団からの無言の圧力をうけ、反撥するよりそれに合わせようとする。そのほうが生きるために楽であるからである。揚句は、無意識のうちにそれまでの自分のもつ価値観を変化させ、集団の意見と同調し一体化していってしまう。 つまり、この楽観性と同調性とが危険なのである、と池内氏はいうのである。
    はるか2026年10月11日

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