春待ち同心【四】心残り

春待ち同心【四】心残り

小杉健治

コスミック出版 · 2025年2月12日 · コスミック時代文庫

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内容紹介

北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎には気がかりがあった。浮世絵師・鳥海英才が百合をみて、以前遭遇した怪盗「ほたる火」の姿と瓜ふたつ、とわめいていたことだ。気高い武家の息女が盗人なんぞと思いつつ、縁談相手の素顔を多くは知らない伊十郎は鬱屈していた。  そんな中、とある事件の探索過程で、伊十郎はひとりの武士と出会う。その男は百合の別れた最初の夫・村上彦一郎だった。好いた女の昔の男からは遠ざかりたいもの。しかし伊十郎はどうしても聞いてみたかった。なぜ、百合と別れたのか、百合とはどういう女なのかーー。  もやもやした気持ちを抱えながらも、盗みや強請り、殺しは絶えず、さらに「ほたる火」を追う日々。伊十郎の心が晴れる日はくるのか!?

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