政治家はなぜ「粛々」を好むのか : 漢字の擬態語あれこれ

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政治家はなぜ「粛々」を好むのか : 漢字の擬態語あれこれ

円満字 二郎

草思社 · 2024年8月 · 草思社文庫

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内容紹介

「粛々」は、もともと中国の古典では「鳥のはばたき」や「寒風の吹きすさび」を表すことば。 それがなぜ、日本に溶け込む過程で、現代の政治家が「法案を粛々と否決する」などと 好んで口にすることばへと変化していったのか。 古代中国から現代日本へと至る、漢字の擬態語の日本語化の歴史を 中国古典にまで掘り下げてたどる。 <内容より> プロローグそのことばはどこから来たか? 第1章“漢字の擬態語〞入門 1 お堂と「堂々」は関係あるか? 2 鐘は「丁寧」に叩きましょう 3 「揶揄」が「手」へんである理由 4 “漢字の擬態語〞を眺め渡す 第2章中国語から日本語へ 1 「逍遥」を楽しむ男たち 2 酒飲みは「酩酊」、お年寄りは「矍鑠」 3 日本の馬は「蕭々」とは鳴かない 4 高音は夜、「切々」と響く 5 どれを選ぶか「逡巡」しつつ 第3章受け継がれる“ことば〞 1 「悠々」としていても見つからない 2 風にまかせて「飄々」と 3 あの大声には「辟易」するなあ 4 オレたちとの違いは「歴々」としている 第4章変化の中のきらめき 1 人びとが「潑剌」とし始めたころ 2 否定できない「齷齪」とした現実 3 政治家が「粛々」を好むわけ 4 最後の最後に「颯爽」と登場? エピローグ “ことば〞の大河のほとりで

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