民族植物学入門
山本紀夫
京都大学学術出版会 · 2025年12月15日
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内容紹介
標高約4000mの高地で栄えたアンデス文明。それを支えた人々は何を食べ、どのように生活を築いたのか? 60回を超える現地調査による知見をもとに、ジャガイモを中心とする多様な植物利用とその加工技術、民族誌的証拠を精緻に分析。自然と共生する人類の知恵を紐解き、農耕文化と文明形成の普遍性と独自性を浮かび上がらせる決定版。 巻頭口絵 まえがき 序 章 山岳文明への問い --問題の所在と研究方法ーー[山本紀夫] Column 民族植物学のすすめ [山本紀夫] 第1部 民族植物学からみたアンデス世界 第1章 世界最長の大山脈 --その多様な自然環境ーー[山本紀夫] 第2章 知られざるアンデスの家畜と栽培植物 [山本紀夫] 第3章 先スペイン期の土器の図像にみるアンデスの食糧源 [山本紀夫] 第4章 ジャガイモの誕生 --雑草から生まれた栽培植物ーー[山本紀夫] 第5章 インカ以前のアンデス高地の農耕文化 [山本紀夫] 第6章 インカ帝国の農耕文化 [山本紀夫] 第7章 毒ぬきから食糧貯蔵へ --中央アンデス高地の食品加工技術ーー [山本紀夫] 第8章 中央アンデス根栽農耕文化論 [山本紀夫] 第9章 アンデス高地に生きる --インカの末裔たちはいまーー[山本紀夫] 第10章 何がアンデスで多種多様な作物を生んだのか --ワカ信仰をめぐってーー [山本紀夫] 第2部 民族植物学からみたヒマラヤ世界 第11章 はじめてのヒマラヤ --高所比較研究の盲点を知るーー [山本紀夫] 第12章 ヌンブール峰の麓にて --共同調査の試みーー [山本紀夫] 第13章 ネパール・ヒマラヤの多様な植生 --亜熱帯林から高山草地までーー [山本紀夫・土屋和三] Column 花婿はグエの木の実 --カトマンズの街角にてーー [山本紀夫] 第14章 作物と家畜と森林と --シェルパ族の生業ーー [山本紀夫・本江昭夫・藤倉雄司] 第15章 エベレストの山麓で有毒イモを食べる --半栽培植物の利用ーー [山本紀夫・土屋和三] 第16章 シェルパ社会の食卓革命 [藤倉雄司・山本紀夫] Column 人間は何から酒をつくったのか [山本紀夫] 総括 民族植物学から高地文明の生態史観へ --アンデスからヒマラヤへ,そしてチベットへーー [山本紀夫・稲村哲也] あとがき 謝辞 文献 索引
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