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『ダーウィンの呪い』の感想を書きました
特に生物学に明るくない人間でも、ダーウィンや進化という言葉はそこかしこで耳にする。本を読んでいればなおさら、生物とは全く関係のないところでもダーウィン関連の話がちらほら出てきたりする。たまたまネオダーウィニズムを批判している本に出会って、そこからこの「ダーウィンの呪い」に興味を持った。 本書は、ダーウィンの進化論そのものではなく、ダーウィンの進化論(科学)が思想と融合して別の何か(ここでは主に優生学)が生み出されていく過程と事例とを、歴史を辿って丁寧に書き出してくれている。 科学は、思想には勝てないのだろうか。どんなものであれ適切な距離を保つことが重要だと思うのだけれど、思想に関してはそれが非常に難しいのだと痛感させられる。 少なくともこの本の中で再三再四繰り返されるのは、「簡単で単純な説明」ほど怖いものは無いということだ。分かりやすさにはリスクが伴う。自分たちの身近なところでは政治や経済なんか特に危ないと思う。「分からないところが多い時に決断しない」というのは、優生学に反対していた人達に共通する考え方として、私も参考にしていきたい。
『資本主義が嫌いな人のための経済学〔新版〕』を積読に追加しました
『本を読むだけで脳は若返る』を読み進めました (p.181)
ライトなタイトルに対して想像以上に興味深かった最後→→記号を扱えるようになったことで大脳が発達した…ホモサピエンスの進化は記号つまり言語と共に進化していったという最後の考察が面白すぎる。
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ダーウィンの呪い
2026年5月15日特に生物学に明るくない人間でも、ダーウィンや進化という言葉はそこかしこで耳にする。本を読んでいればなおさら、生物とは全く関係のないところでもダーウィン関連の話がちらほら出てきたりする。たまたまネオダーウィニズムを批判している本に出会って、そこからこの「ダーウィンの呪い」に興味を持った。 本書は、ダーウィンの進化論そのものではなく、ダーウィンの進化論(科学)が思想と融合して別の何か(ここでは主に優生学)が生み出されていく過程と事例とを、歴史を辿って丁寧に書き出してくれている。 科学は、思想には勝てないのだろうか。どんなものであれ適切な距離を保つことが重要だと思うのだけれど、思想に関してはそれが非常に難しいのだと痛感させられる。 少なくともこの本の中で再三再四繰り返されるのは、「簡単で単純な説明」ほど怖いものは無いということだ。分かりやすさにはリスクが伴う。自分たちの身近なところでは政治や経済なんか特に危ないと思う。「分からないところが多い時に決断しない」というのは、優生学に反対していた人達に共通する考え方として、私も参考にしていきたい。

カウンセリングとは何か 変化するということ
2026年5月5日心というのは一種のシステムのよう。社会を営む人間が全てを毎回脳で一から演算していたら忙しすぎるから、心を使って省エネにしているんじゃないかって。でも、心は(脳も)過去を捨てるのがとても苦手なんだろう。『新しい物語を始めるよりも、古い物語を終わらせるほうがはるかに難しい』という言葉に、核心を突かれたような気がした。そして、捨てるためには人と人との繋がりが必要であるという言葉も。 過去には必要だったけれど今は自分を不自由にさせている物語を終わらせて、今の自分が自由に生きられる物語を探すこと。そのパートナーとしてのカウンセラー。カウンセリングで変化を起こすには、ユーザー側の頑張りや勇気や忍耐がそれなりに必要なのだろうな。だけどそれを引き出すのも、どちらか任せじゃなくお互いの力なのだというのがカウンセリングの特別さ、不思議さのように感じた。 結局心が物質的なものでなく解明もされていない以上、明確で具体的ではっきりとした何かを説明するのは難しいのだろうけど、はっきりとしない何かを感じ取ることが出来るのもまた心なんだなあ、という、読後の感想と心の面白さ。
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