Reviews
角田光代の本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
- 紙の月

面白かった。私は軽い散財癖があるので、梨花をはじめとした登場人物に感情移入してしまい、少ししんどくなった。身につまされた。お金って怖い。否、何事も使い方と使う人次第なのかもしれない。読後、お財布の紐をキュッと締めたくなった。堅実に地に足をつけて生きていこうと思った。
- NON HAL
2026年6月7日
タラント
いくら心痛めようとも
メインであるみのりの話と並行して展開される、祖父の話(最初は誰の話なのかは分からないが)。 みのりのアンマンでの話や、祖父の体験したことなどは、考えさせられる内容だった。 平和な日本で生きていたら考えることはないであろう出来事や人々の暮らしも、知ってしまうと、このまま呑気に生きていていいのだろうかと、変な焦りになるのだろう。 確かに戦争、内戦、テロ、民族紛争など、今でもどこかの国では明日生きているのかすら分からないほど緊迫して生きている人もいるのだろう。 ただ、結局日本は平和だから、いくら心を痛め、不安になろうとも、、食べるものを心配するとこもなければ、夜で歩くこともできる。 平和ボケに浸りながら、どこか遠くの国で起きている出来事に心痛めるのは、贅沢の極みなのかもしれない。
- ユーザー#4548
2026年5月18日
幾千の夜、昨日の月
2026/5