杉井光

Reviews

杉井光の本のレビュー

この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。

  • りりり

    2026年7月14日

    世界でいちばん透きとおった物語2
    世界でいちばん透きとおった物語2

    途中に出てくる小説がとんでもイヤミスだったこと以外は神作 愛とそれを守り抜いた物語だった。 スラスラ読めてよかった。 前作は叙述トリックで今回は同じ愛がテーマだったけど雰囲気が違ってまた良かった。 前作はかなり読みやすくなってたんだなとは続けて読んだので思いました おじさんが可愛がった女の子はきっと大のミステリ好きになりますよ 早く読んでくれていればもっと良かったけどいいラストだった 霧子さんとの恋愛模様も気になります。くっつくのかな?

  • りりり

    2026年7月11日

    世界でいちばん透きとおった物語
    世界でいちばん透きとおった物語

    本の構成がずっと気になっていたけど最後まで読んで理由がわかった。 最後すかせた時うおー!ってなった 会ったこともない息子にどんな気持ちで児童書とかを書いてたんだろう。 なんて男だ!血も涙もない!と思ってたけどちゃんと息子を愛してたんだなあ。そして最後までとんでもねえ女の妻…。こうさせた彼が悪いのか…。 親の愛だった。不器用で照れ屋で不格好な。 彼は手に入れられるはずだった全てが事故とか諸々大人の事情で終わったことになっていることが悲しかった。 なくなったものを確かめる作業は愛に気付けても虚しさを感じた。 でも腹違いの兄弟を見ると不倫を望んでしていた女とはいえ母親が母親としてまともな方がいいな…というかまともだった……

  • みう

    2026年6月10日

    世界でいちばん透きとおった物語
    世界でいちばん透きとおった物語
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    この本のレイアウトも左右対称…!

  • RayNa

    2026年5月18日

    世界でいちばん透きとおった物語
    世界でいちばん透きとおった物語

    本の構造そのものが物語でした

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    主人公の燈真は、後遺症で紙の本を読むのが難しい。 紙の裏の文字が人よりもはっきり見えてしまい、読みづらいという特性を持っている。 そのことを知った宮内彰吾は、会ったことのない息子のために小説を書く。 母親が燈真の治療費を宮内から受け取っていたことで、燈真に隠れてやりとりが続いており、その中で燈真が以前、宮内の小説『魔法使いタタ』について「裏に犯人の名前が透けて見えてしまい、つまらなかった」と話していたことも伝わっていた。 宮内は、息子が読みやすい小説を試行錯誤して書き上げた。 その工夫が「すべての見開きの文章レイアウトをまったく同じ左右対称形にする」ということだった。 この本もまさかと思ってパラパラとめくってみたら、左右対称になっていることに気づいた瞬間、鳥肌が立った。 この一冊を作るのに、どれだけの労力がかかったのか想像すると圧倒される。 作中に登場する『世界でいちばん透きとおった物語』は、宮内の元妻によって原稿を燃やされてしまい、内容は分からないままなのがとても残念。 また、燈真の家にあった宮内のメモや携帯を、元妻が勝手に持ち去った理由も気になる。次に読むときは、その点にも注目して読み返したい。