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ハン・ガンの本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
- あなたのことが知りたくて

難しかった…自分の中でどう捉えたらいいのかが
- 菜食主義者

菜食主義者にはなることができない人間性を描いている
ネタバレを含むレビューです (タップで表示)
人間の気持ちの悪い利己的な部分を、肉食をしないことで表現している。欲というものを人間誰しももっていて、人間として生きるためには欲を良くも悪くも受け入れなければならない。汚れた己の魂を直視しなければならない。潔癖になってしまっては、人間として生きてはいられない。そして、潔癖であるからと言って美しくは生きられない。綺麗な食虫植物のように虫を飲んだ。食虫植物は虫を消化するのに多大な栄養を必要とするらしい。 飲み込まれずに育つ人間こそ植物のように地に足をつけて根をはって、逞しく生きるのだろう。
- すべての、白いものたちの

ズンっとくる。
詩的な「白」にまつわる断章的な物語。 ページをめくるごとに、言葉のひとつひとつが静かに心に染み込み、文体の美しさと繊細さに引き込まれた。 決して派手な展開ではないのに、「白」というモチーフを通して、喪失や記憶、生と死が淡く浮かび上がってくるのが印象的。 読後に残るのは、やわらかな余韻と同時に、胸の奥に静かに沈むような悲しさでした。 今回この作品に触れて、ハン・ガンさんの言葉の力に強く惹かれました。 ほかの作品ではどのように世界を描いているのか、さらに読んでみたいと思わせてくれる一冊。