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毛内拡の本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
- 心は存在しない

感情との向き合い方
人間の悩みはつまるところ感情に起因する。ただその感情を(特にマイナスの)生き物のように、ある意味人間味を持って扱ってしまうとしんどくなるのは自分自身ではないだろうか? 感情はあくまで外界の出来事に対する脳の反応であり、ある種「ヒト」のシステムである。我々は昔から道徳や義理、人情を擦り込まれているが故に感情を大切に扱いすぎている。ただそれをあえて対極的に、言い換えればドライに扱うことによって楽になる側面も大いにあるのではないだろうか。
- 読書する脳

付加価値の塊
本書は科学的根拠に基づきつつも余計な堅苦しさがなく、すっと理解ができる非常に優れた本だった。読書による最も大きなメリットは「知識を得る」ことだと感じていたが、読むこと自体が脳を育て、実力をつける。また日頃のストレスへのレジリエンスも高める。読書をしない理由がなくなるほど濃く、魅力的な内容だった。またいい意味で読書のメリットという枠組みを超えており、脳科学についてもっと知りたいという知的好奇心も大いに刺激された。湧き出る感情や反応をもっとドライに客観的に捉えるために毛内先生の本をもっと読みたい。