鈴木 涼美

Reviews

鈴木 涼美の本のレビュー

この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。

  • かんろ(梓)

    2026年9月2日

    悪い血
    悪い血

    序盤から良かった。以前読了した『ギフテッド』よりも主題が明確なように思った。女性(中でも高齢出産の年齢に該当する)の生きづらさ、ままならさが切実に描かれている。ふと、金原ひとみさんの文章を彷彿としたのだが、金原さんの著書を読んだのが幾分前になるので、また後日読んでみようと思う。閑話休題。主人公・茜の父の「罰せられていると思うなよ」という台詞に本書の核心が込められている、と思った。「罪と罰」と自分で思い込んでいたものが、「罪悪感と自罰感情」であるように。

  • かんろ(梓)

    2026年7月14日

    ギフテッド
    ギフテッド

    衝撃

    余命幾ばくもない詩人の母と、夜職をしている主人公が共に過ごす僅かな時間。迫り来る死の描写が痛々しく、核心だったかもしれない部分まで読み飛ばしてしまった。また気持ちが落ち着ついたら、再度手に取りたい一冊。