Reviews
辻村 深月の本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
- あなたの涙は蜜の味

イヤミスの定義がまだわからんかも、、もっとイヤな読後感を求めてしまうのだが、、
- ちょこちょこ
2026年10月11日
凍りのくじら
もう一度読みたい 何度も何度も…
- ファイア・ドーム(下)

大きな事件は人を魅了してしまう。
ネタバレを含むレビューです (タップで表示)
辻村さんの本は毎回ハラハラしながら読んでしまう〜! ある事件をきっかけに、噂によって翻弄されていく人々が描かれているんだけど、「大きな事件は人を魅了してしまう。」という言葉にはっとさせられた。 田舎という狭いコミュニティだからこその噂の広がり方がすごくリアルで、子どもがつらい目に遭う場面もあるので読む人は少し注意⚠️ 被害者家族、加害者家族、メディアなど、さまざまな立場から事件が描かれていて、最後まで話にのめり込んで読んだ。 読んでいて、宮部みゆきさんの火車を思い出した。どちらも、小さな火種が少しずつ燃え広がり、誰にも止められなくなっていく──そんな人間の怖さを描いているように感じた
- ファイア・ドーム(下)

何度も何度も涙ぐみながら読み終えました。 最高傑作です。たくさんの人に読んでほしい。
- NON HAL
2026年6月21日
ファイア・ドーム(上)
噂の責任
この本のテーマはなんだろうと考えた時、自分の中では「噂」なんだろうと思った。 かつて起きた、百貨店の受付嬢の誘拐殺人、それを発端とした家族への心ない噂、それに苦しめられ続けてきた家族。 そして新たに起こる子供の行方不明事件。 この行方不明事件でもまた、最後の目撃者となった担任が勝手な噂で苦しめられる。 現代でもこうしたことは度々起きている。報道の限られた情報だけで、あいつが怪しい、これはおかしいなどと根拠のない推理がインターネット上で繰り広げられ、挙句の果てに、これが関係者だ、本当の犯人だなどと、個人情報を勝手に晒す人間、それを面白おかしく拡散する人間も現れる。 そこには何ら責任感もなく、根拠もない、ただ自分の曲がった欲望を満たすためにやっているので、それが間違っていて、そのことで苦しめられた人がいても何ら責任も感じないのだ。 そんな人達にこそ、この本を読んでほしいが、悲しいことに、想像力のカケラもない人達が、普段小説を読むようなことはないだろうし、きっと大半には届かない。 でもこんな時代にこの小説が産み落とされたことに、大きな意義があると信じたいと思った。 筆者の強い想いが感じられる傑作であることは間違いないのだから。 ※上巻への感想になってるけど、上下巻読んだ上の感想です。
- ファイア・ドーム(下)

読んだ方がいいよ。おすすめ。
- 噛みあわない会話と、ある過去について

人間関係の噛み合わない、ズレを描くのが上手だなあと。 自分も共感できる部分、不安になる部分が多かった。
- 鍵のない夢を見る

最後の育児ノイローゼの話はもうわかりすぎてえぐかった…もう10年以上も前のことやのに鮮明に覚えてるし、その時の孤独も焦りも不安も恐怖の感情すらも記憶しすぎてて、読んでて辛くなった。