原田 マハ

Reviews

原田 マハの本のレビュー

この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。

  • ゆーひのほんだな

    2026年6月11日

    たゆたえども沈まず
    たゆたえども沈まず

    ゴッホ〜

    ネタバレを含むレビューです (タップで表示)

    ゴッホとゴッホの弟テオ、そして林忠正、忠正の弟子重吉の4人を中心に展開する物語。 林忠正の弟子重吉だけ架空の人物。 物語自体はフィクションだけど所々は事実を描いてるみたい。 林忠正とゴッホの繋がりが本当にあったのかは分からないけどもしあれば、嬉しいなって思った。当時パリではジャポニズムが流行っていた背景もあって意外とゴッホと日本の繋がりもあった。 ゴッホの生涯を一緒に追える本。 次回のゴッホ展がより楽しめそう🖼️

  • りす

    2026年4月27日

    原田マハの印象派物語
    原田マハの印象派物語

    本の感想ではなく、読んで頭の中で考えたこと

    昔から美術館や舞台を見るのが好きだった。 絵はモネやルノワールが特に好きだったけど、特に理由は無い。なんとなくとしか言えないし。 原田マハさんは本屋大賞の楽園のカンヴァスで知ったけど、それ以来絵画ミステリーというのか、本人がキュレーターだった事もあり、絵画にまつわる物語が上手いと思うし、私も好きだ。 原田さんの本を読んで、絵画、特に印象派以降の絵についてどういう風に観れば良いのか、描かれた時代背景、作者の状況、その絵の意図のような物が何となくわかるようになってきた(気がするだけかもしれないけど) 暗幕のゲルニカなんて、ピカソってこういうことを絵の中で言ってるのか!へーーー!だったもんね。そして、ピカソがキュビズム、あの幾何学のような絵に至るためには多分セザンヌのあの構図が必要だったし、印象派がなければならなかったと私の頭の中では繋がって来てて、繋がってわかったことと、分からせてくれた原田見事だわーとため息出る。 ここに至るまでに、私には原田マハさんの本が必要だったよ、本当に。 推測だけど、日本人がモネや印象派を好きな理由って、その絵を観て、絵そのものだけでなくその奥にあるもの、物語や空間を想像する土壌があるからかなと思った。 日本画は墨だけで描かれいても、質感や温度、色を想像できるし、漫画なんて最たる物。 敢えて省いたり、はっきり描かない事で自分の中だけで物語やその色を想像する余地を与えてくれる、そういうことが得意というか、昔から慣れ親しんでいるからなのかなと思ったりした。 西洋絵画全般が想像する余地がないとか、そう言うことでは無いけど、やっぱり日本画と描かれる成り立ちとかが違うだろうし。一緒の部分もあるだろうけども。いや分からん。 あともし自室や家に飾る絵を選ぶなら印象派以降のものや現代アートになるだろうな。 だってさ、日本の普通の家にドラクロワとか似合わないもんね、どうでもいいけどこれ本の感想じゃないな