内容紹介
穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。 しかし小6の娘がいじめで飛び降り自殺をはかり、被害者の親になってしまう。 加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。家庭は崩壊寸前だった。 そんな中、犯人と疑われていた少女の名前が何者かにインターネットに書き込まれてしまう。 追い込まれた穂刈は、教育者としての矜持と、父親としての責任のあいだで揺れ動く……。 一 穏やかな翠 二 棘のある葉 三 毒を持つ嚢 四 不穏の茎 五 そして根は残る 解説 若林踏
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