大人は泣かないと思っていた

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大人は泣かないと思っていた

寺地 はるな

集英社 · 2021年4月 · 283ページ · 集英社文庫(日本)

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内容紹介

時田翼32歳。九州の田舎町で、大酒呑みで不機嫌な父と暮らしている。母は11年前に出奔。翼は農協に勤め、休日の菓子作りを一番の楽しみにしてきた。ある朝、隣人の老婆が庭のゆずを盗む現場を押さえろと父から命じられる。小学校からの同級生・鉄腕が協力を買って出て、見事にゆず泥棒を捕まえるが、犯人は予想外の人物でーー(「大人は泣かないと思っていた」)。 小柳レモン22歳。バイト先のファミリーレストランで店長を頭突きしてクビになった。理由は言いたくない。偶然居合わせた時田翼に車で送ってもらう途中、義父の小柳さんから母が倒れたと連絡が入って……(「小柳さんと小柳さん」)ほか全7編収録。 恋愛や結婚、家族の「あるべき形」に傷つけられてきた大人たちが、もう一度、自分の足で歩き出す姿を描きだす。人生が愛おしくなる、始まりの物語。

  • RiiiE

    2026年5月30日

    自分自身が一番、こうあらねばっていう枠に推し嵌めてるんかもなーって思った。 それにやっぱりひとりひとりの想いや感情って、ほんっまに伝われへんのやなってもどかしかった。

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