内容紹介
「私、結婚するかもしれないから」「すごいね」。小六の慎は結婚をほのめかす母を冷静に見つめ、恋人らしき男とも適度にうまくやっていく。現実に立ち向う母を子供の皮膚感覚で描いた芥川賞受賞作と、大胆でかっこいい父の愛人・洋子さんとの共同生活を爽やかに綴った文学界新人賞受賞作「サイドカーに犬」を収録。
レビュー
「サイドカーに犬」 父の愛人の洋子さんとの不思議な共同生活を送る主人公・薫の成長と回想。麦チョコが食べたくなった。この作品が特にお気に入り。個人的に表題作よりも好み。 「猛スピードで母は」 主人公・慎に結婚を仄めかす母を冷静に見つめ、小6という多感な時期の肌感覚で描かれた傑作。 長嶋有さんの小説を初めて読んだが、女性が強くて元気をもらえる。他の作品も是非読みたい。
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