内容紹介
痛みと風穴が愛おしい 心に向かって254回も引き金をひかれ、逃げられました。 (道尾秀介) 圧倒的な言語感覚 類いまれな想像力と繊細な洞察力で刻む、斬新な世界。 (東 直子) <自選短歌五首> 夕暮れのゼブラゾーンをビートルズみたいに歩くたったひとりで ハンカチを落としましたよああこれは僕が鬼だということですか 自販機のひかりまみれのカゲロウが喉の渇きを癒せずにいる 鮭の死を米で包んでまたさらに海苔で包んだあれが食べたい カードキー忘れて水を買いに出て僕は世界に閉じ込められる
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