内容紹介
漱石の反骨精神は文芸論にも共通し、歴史や文芸作品を一つの「主義」に固めて評価するのは間違いだということです(「創作家の態度」)。「文芸と道徳」でも、世の中で模範とされているものを無批判的に受け止めることに批判的で、「お上や他人から与えられた評価尺度に依ることなく、自らの頭で考え、人格と個性を磨くべし。それによって初めて、他人を尊重し自らも尊重される社会が生まれる」といった主張をしています。4編を収録。
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