Reviews
アガサ・クリスティの本のレビュー
この著者の本に寄せられた読者のレビューを新しい順に並べています。
- ユーザー#3604
2026年9月26日
そして誰もいなくなった (ハヤカワ・ミステリ文庫)そして誰もいなくなった (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ネタバレを含むレビューです (タップで表示)
この物語は、兵隊島にオーエン夫妻の招待を受けて10人の人々が集められ、「10人の小さな兵隊さん」という童謡をもとに、次々と人が殺されていく連続殺人事件を描いた物語である。10人はそれぞれ、法律では裁くことのできない罪を犯した人たちだった。犯人の動機には、その罪を裁こうとする正義感に加えて、人を自分の手で殺してみたいという欲望もあったのだと思う。 私は途中から犯人がこの人物ではないかと予想していたが、まさかこのようなトリックが使われているとは思わなかった。とても面白く、最後まで飽きずに読むことができた。ただ、トリックには少し心理的な部分に頼っているところがあり、すごいトリックを期待していた私からすると、少し残念に感じた。そのため、10点満点で評価すると8.5点くらいというのが正直な感想である。 また、「犯人はなぜ自分まで死ぬ必要があったのか」という疑問について、私はあまり不自然には感じなかった。理由は3つある。 1つ目は、犯人の年齢と体調である。犯人は高齢で、体調も崩していたため、長く生きられるとは限らなかった。 2つ目は、自分が生き残れば最後に疑われてしまう可能性が高いからである。全員が死んだ中で自分だけが生き残れば、犯人だと疑われることを避けるのは難しい。 3つ目は、犯人が物語の完成度を非常に気にしていたからである。犯人は童謡を利用して殺人を行うほど、事件全体の「物語性」にこだわっていた。そのため、自分自身も最後に死ぬことで、最後まで童謡の通りに事件を完成させたかったのではないかと思う。 以上の理由から、私は犯人が自分も死ぬことを選んだことには納得できる。全体として、とても面白い作品だったが、トリックの一部が心理的な要素に頼っている点が少し気になったため、8.5点という評価にした。
- ぽんぽこ
2026年8月14日
そして誰もいなくなった〔改訳新版〕
ミステリーでここまでのめり込んだのは初めてだった。ところどころ不明な点もあだだけれど、結末にものすごく驚いた。ミステリーの苦手意識があったため何も考えずに読んでいたけれど、ずっとドキドキしっぱなしだった。
- ユーザー#2501
2026年7月14日
そして誰もいなくなった
「名作中の名作」や「ミステリーの原点」という事もあり、期待値をかなり上げ過ぎてしまった結果、結末に差ほど驚きがなかった… ただ、犯人は最後まで予想できなかったのと夢中で読めた点は良かったと思う。
- 春にして君を離れ

ヒィ
ネタバレを含むレビューです (タップで表示)
非常に怖い本でした……。ヒィ。 自分が主人公のようにならないようにしたいし、人と誠実に向き合わなければ、気づかないうちに同じような生き方になってしまうのかもしれないと考えさせられました。これからも、一人ひとりとちゃんと向き合うことを心がけたいです。 ミステリーというより、人間の自己欺瞞が描かれた心理小説。静かなのに、ぞっとする怖さがありました。 やっぱりアガサ・クリスティーは面白い!
- そして誰もいなくなった

伝説はここから
爆上がりしたハードルを超えてくる名作of名作 割とミステリー読んだと自負があったがエピローグまで犯人が全くよめなかった。 登場人物ひとりひとりの情報や会話の分配が均等で、 神がかったミスディレクションと文量も丁度いい。 名作と言われるものは読むべきですね。