内容紹介
母の愛を得られずに育った女。人妻となった今、彼女が求めるものとは──。恋愛小説の名手が愛と官能、欠落を描く短編集。
レビュー
愛は行きすぎると暴力になる。
村山由佳さんの解説で、文章が流麗で味わい深く、水のようにするすると身体に染み込む。が、その飲み干した水はとんでもない毒だったのではないか。それが証拠に手も足も神経も痺れ身動き1つできない。 その通りすぎた… 収録されている6編の短編はどれも読みやすく、そのどれもが静かに心をざわつかせる。どこか官能的で余韻の残る物語だった。読み終えたあとも、不思議な感覚がじわじわと残り続ける一冊
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