内容紹介
香りは、永遠に記憶される。きみの命が終わるまで。 元・書店員の一香がはじめた新しいアルバイトは、古い洋館の家事手伝い。 その洋館では、調香師の小川朔が、オーダーメイドで客の望む「香り」を作る仕事をしていた。人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとには、誰にも言えない秘密を抱えた女性や、失踪した娘の手がかりを求める親など、事情を抱えた依頼人が次々訪れる。一香は朔の近くにいるうちに、彼の天才であるがゆえの「孤独」に気づきはじめていたーー。 「香り」にまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。 【著者略歴】 千早茜(ちはや・あかね) 1979年、北海道生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。翌年、同作にて泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞を受賞。同年に『あとかた』、14年に『男ともだち』でそれぞれ直木賞候補となる。その他の著書に『正しい女たち』『犬も食わない』(クリープハイプ・尾崎世界観との共著)『わるい食べもの』『神様の暇つぶし』『さんかく』など。
レビュー
世界観好きだった
Goma❤︎Sio2026年4月14日
人並み外れた嗅覚を持つ天才調香師が主人公。 自然人として自律神経に素直に率直に生活する姿は 正直なところ誰もが憧れるものではなかろうか思う。 ちなみに主人公はホームレスの垢に塗れた匂いよりも 刑事さんたちの 自律神経のぶっ壊れた匂いが 息もできないほど苦痛な様子でした。 千早茜さんは文章のみで五感にうったえ メタバースを容易くさせ 没頭をくれる好きな作家さんです。 気が散らないw
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