やさしいがつづかない

人文・思想・社会

やさしいがつづかない

稲垣諭

サンマーク出版 · 2025年7月2日 · 239ページ

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内容紹介

やさしいほうの自分でありつづける 画期的論考。 「やさしいは性格ではありません。  自分と他人の間のコントロールの問題です」 現象学を専門とする哲学者が やさしいの内実にせまります。 ◎なぜ「やさしい」はつづかないのに、 「嫌い」はつづく? ◎咄嗟ならやさしくできるのに、  関係が深い人ほどやさしいが困難な理由 「やさしい」の明確な定義が手に入り、 思考と言動が変わります。 読んだらやさしいがつづく確率が高まる本です。 ★本書で提示する「やさしい」の定義 1コントロール権を手放し、相手にゆだねること(ソフトな意味でのやさしさ) 2その結果、起こることの責任は引き受けること(ハードな意味でのやさしさ) 1章 やさしいを解剖する  やさしくなれないあなたへ 2章 マイクロ・カインドネス  「小さなやさしい」が、あなたにはあるが…… 3章 やさしいの土壌を耕す  やさしいがつづくために 4章 それでも「憎しみ」はつづく  つづいてしまう「嫌い」にとらわれないために おわりに コントロール権を奪うやさしさもあるのか

  • Goma❤︎Sio

    2026年4月29日

    著者は哲学の専門の人みたいで思ったより難しかったです。 タイトルがタイトルなだけに 文体はマイルドでイージーに書いてくれていると思うのですが 海外の古典は特に 無学なわたしには“思ったより”も難しかったです。 とくに哲学分野は避けがちモードで、ここまで生きてきました。 やさしさは性格でも感情でもないんだよ的な話です。 有限だから続かなくて当たり前という話でした。 やさしさは自分のコントロール権を手放すこととありました。 そしてコントロール権を相手に委ねることにもなるので 結果がどう転んでも責任を負わなければならない。 皆、責任をとるとき 有限である自分の時間、経済、健康(睡眠など) どこかを削らなければいけない。 だから責任を取るためには 時間、経済、健康という土壌に余裕がなければ。 だから続くわけがないんだよ的な話?(解釈に自信がない) 一方、憎しみは無限で自己増殖していくもの。 だから悲しいかな長続きしてしまう。 むかしよんだファスト&スロー、 (システム1とシステム2) ギブアンドテイク(底辺ギバー) その辺を想起しながら読んでみました。 何て言ったらいいんだろう 利用されてしまう特性も持っているのが優しさ。 優しさが続かないとき 相手を支配してしまいたくなる欲望が出てた時は 3つの土壌チェックはしていこうと思いました。

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